俺達には「生きる」という明確な目標がなかった。
8人の中で、その2人だけが「死」を目的にして人生とい長い道を歩き続けた。
「人は、いつか死ぬ。」
それが2人の口癖だった。
だけど、ある日ウィットネスはこう言った。
なら____。
あー、どうせいつか死ぬなら、今のうちに楽しもうって
そういう心意気が1番いいでしょ!
そうウィットネスは言った。
この光景を見た時、2人は疑問に思ったのだ。
小柳くんとマナが簡単にそう説明してくれたあと、俺はあなたを見ていた。
聞き覚えのない名前に、思わず声に出す。
そうするとリトとイッテツが勘ぐったのか、俺に近づいてきて話す。
たしかに、と俺は疑問に思った。
シトリンはそのままシトリンという名前の宝石だ。
黄色に輝いていたような……。
ダイアは、おそらくダイヤモンドのことを指しているはず。
そしてあなたは、鋭い目付きで俺たちを睨む。
_______正確には、リトとイッテツだが。
酷薄な笑みを浮かべて、言った。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。