第33話

リク 藤牧京介 × 尾崎匠海
1,107
2024/06/26 11:13
@🦷🦷🦷 さんリク

歌パロ

私の理解力が不足して本来の曲とは違ってるかと思われます
  夢を追った匠海とその夢のために別れた京介の話 のつもりです







side京介








恋がなにかなんて

正解が分からなくて

答えの出ないまま


まるで、時間が止まったように

動けずにいる





匠海が居ないから

自然な笑顔がわからなくなって

もう、壊れてしまいそうな夜

会いたいと思えば思うほど
その距離は遠くなってく気がして

お前との距離
もう、なにもかもわかんねぇよ

きっと俺は、

いや、確実に俺は、

お前を愛してたのに……




"またね"なんて……







もし会えたらさ

また競い合いなんてして元には戻れないかな?

辛い時に支え会えたあの日には


もう、戻れないのかな


日々を重ねる度に


あの日の俺らから時間が離れていくから



きっとその時間はもう巻き戻せないから

匠海色に染った空は

俺らの見たあのオレンジ色の空は

青になっちゃったよ



自分自身に"なんともない"って言い聞かせてきた

けどさ、本当は何を入れたって埋まらない

お前が空けた"それ"はずっと深いんだよ





俺は離れないよ
お前と過ごしたこの街から


お前といた俺の幸せって証を


今も、いつまでも、背負っていくから



もう、作り笑いも出来なくなりそうだけど


仕事に行くと、この前入ってきたお前と似てる人

どこか心が落ち着く俺が居る

雰囲気とか、性格とか、どことなく似てるんだよ


でも、俺はやっぱり

匠海じゃないとダメなんだよ





会いたいんだよ












今日も仕事から帰ってきていつものニュース番組をつける


すると、音楽番組の特番をしてた



気になって少し見ると
キラキラと輝いて
明るいメロディを口ずさんで
楽しそうに舞う匠海の姿









俺はスマホを手に取って
しばらく使われていないトークを開いた



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最後は歌無視しました
ごめんなさい

いい締め方がわからなかったんです


読んでいただきありがとうございました

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