第3話

2.妹さんはおてんば
147
2024/05/30 07:57
rk
rk
あれ、ここらへんにいるって言ってたんだけどな…?いない…。どこ行ったんだあいつ…。(呆)
htmngu
htmngu
…ご主人様、大丈夫ですか…?探している人は見つかりそうですか?
rk
rk
え?あぁ、大丈夫大丈夫!まぁ、どこ行ったか分からなくなるなんていつものことだからな…。
???
……………わぁっ‼‼‼‼
rk
rk
うわぁっ⁉誰だ⁉______って、なんだ、お前か…。































rk
rk
『ヒナ』…。
hn
hn
あはは!ルカ兄めっちゃ驚いてる!ヒナのドッキリ大成功〜‼
hn
hn
……あれ、その子はだぁれ?もしや、ルカ兄誘拐を…?ヒナを共犯にしようとでも考えてるの⁉
rk
rk
違うわ!ってか、そもそもお前どこ行ってたんだよ!めっちゃ探したんだぞ⁉
hn
hn
えへへ、ごめ〜ん!可愛い服が売ってて、見とれちゃってたら集合時間余裕で過ぎてたんだよね☆
rk
rk
時間管理ぐらいちゃんとしろ!
htmngu
htmngu
(…これはコントかな?)
hn
hn
あ!そんなことより、貴方は誰なの⁉名前は⁉種族は⁉
もしや、ルカ兄の彼女⁉ついにルカ兄にも春が来たか…!
htmngu
htmngu
え、あ、えっとぉ…。(圧力と勢いがすごくて怖い!)
rk
rk
ヒナ、困ってるからやめてあげてくれ…。あと彼女ではない!
hn
hn
なんだ、彼女じゃないのか。
hn
hn
まぁ、とにかく名前だけでも教えてルカ兄!!!
rk
rk
わかったから静かにしろ…。この子の名前は八幡さん。たった今俺がペットとして買った人間だ。
…これでいいか?
hn
hn
うん!もう十分だよ〜!人間だったんだ!八幡さん、可愛いな〜…。
…そろそろ私もあの事、ルカ兄に話してもいいかもな…
rk
rk
…?ヒナ、なんか言ったか?
hn
hn
…ううん、なんでもない。ルカ兄、そんなことよりも八幡さんにヒナのこと紹介してよ!ヒナも八幡さんに認知された〜い!
rk
rk
分かった分かった…。
八幡さん、この人は俺の妹の「ヒナ」だ。俺と同じ吸血鬼で、今は彼氏と同居中。超がつくほどうるさいけど仲良くしてやってくれ。
htmngu
htmngu
あ、分かりました。ヒナ様ですね。これからよろしくお願いします。
(てか、ルカさん吸血鬼だったんだ…。)
hn
hn
ルカ兄、八幡さんにヒナの無駄な情報教えすぎじゃない⁉
…まぁいいいけど…。とにかくよろしくね、八幡さん!
hn
hn
___________あぁぁぁぁぁぁっっっっっっ⁉!!!‼⁉?
htmngu
htmngu
っ⁉(なになになになに⁉怖い怖い怖い怖い‼)
rk
rk
おわっ⁉…うるさいぞ、ヒナ。一体なんだ?お茶でも買い忘れたか?
htmngu
htmngu
(反応が薄い…。しかも例えが「お茶を買い忘れた」って…。もしやこれって日常茶飯事なの…?)
hn
hn
ルカ兄、今日みんなでルカ兄の家に集まって近況報告をする予定だったじゃんか⁉
これって早く帰らなくちゃやばくない⁉
rk
rk
………あぁぁぁぁぁっっ⁉忘れてた⁉やばいやばいやばい、早く帰らなきゃ‼
ってか、まだ買い物終わって無いんだが⁉
hn
hn
早く買い物すませて帰ろ!そうでもしなきゃ家の前でみんなを待たせる事になっちゃうよ〜!ルカ兄、走るよ‼八幡さんも、ついてきて!
htmngu
htmngu
わっ、わかりました…!
ヒナちゃんって結構おてんばなんだな…。もっとルカさんに似て大人しい子かと思ってた。
ていうか、兄妹揃って予定忘れるって、似たもの兄妹なんだな…。幸せそうで羨ましい。でも、
本当に大丈夫か、この兄妹…。
追記
背景つけ忘れたのでつけました!通知行ってたらすみません…。

プリ小説オーディオドラマ