翌日。かぶき町の外れにある居酒屋
夕暮れ時、提灯の赤い光がぼんやりと路地を照らしている。
店の前に立っている。
ポケットに手を突っ込みながら、結衣を待つ。
あなたが姿を現した。昨日とは違う私服姿。銀時の目が、一瞬だけ見開かれる。
だるそうに平静を装って手を振る
入ると明らかに存在感を放っている大男が奥の小部屋に座っていた
ポケットに手を突っ込んだまま、銀時が会釈もせず言う
男がニヤリと笑う
銀時を挑発するように男が言う
銀時が立ち上がりあなたの腕を掴む
あなたの顎を掴む。鼻先が触れる距離だ
銀時は囁く。あなたにしか聞こえない声で
あなたが小さく頷いた
顎を掴んだ手はそのまま。親指があなたの唇に触れる、柔らかい
銀時の手があなたの後頭部に回る。
チュッ
小さい音が響いた
男があなたの手を無理やりひく
ぱしっ
男の手首を銀時が強い力で掴んだ
突然話をふられあなたは顔を真っ赤にする
あなたの背中が銀時に詰め寄られて壁に押し付けられた
あなたが小さく頷く
にやりと銀時の口角が上がる
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。