第6話

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2025/11/26 09:00 更新










死柄木弔
…オマエ、気に入った







あなた
え?








“死柄木弔”と呼ばれた人物に手を伸ばすと、悪い笑みを浮かべてそう言われた








…手差し出しただけで気に入られたの?







トガヒミコ
ねぇねぇ弔くん、荼毘くん
トガヒミコ
さっきから誰と話してるんですか?







荼毘
ぁ?
イカレ女は見えてねぇのか







死柄木弔
見える人間に何か共通点があるのか?








“死柄木弔”にそう言われて考えていると、一つの可能性に辿り着いた







あなた
…私から話しかけたことがあるか、怪我を
治したことのある人達かも







死柄木弔
…俺、オマエと話した記憶ないけど







あなた
ううん、あるよ
死柄木弔キミは覚えてないかもしれないけどね







荼毘
じゃあアイツらに話しかけてこい








そういう荼毘が指差した先には先程の女の子と仮面をつけている男の人がいた







あなた
はーい








そう返事をして女の子と仮面をつけている男の方へ向かい、目の前で足を止めた







あなた
こんにちは、
トガヒミコさん、Mr.コンプレスさん








私がそう声をかけると、二人は大きく目を見開いた







Mr.コンプレス
…もしかしてさっき死柄木達と話してた
子?







トガヒミコ
カァイイねぇ!!
ぜひお友達になりたいのです!!







死柄木弔
当たりだな







荼毘
コイツの姿が見える条件は
“治療したことがある奴”か
“話しかけたことがある奴”







黒霧
ということは…?







トガヒミコ
とっても有望な人材なのです!!







死柄木弔
…らしいが、








『入ってくれるか?』と右手を差し出して尋ねてくる死柄木








…断らせる気なんて少しもないくせに







私はゆっくりと彼の手を取って、笑みを浮かべる








あなた
有望な人材なら、丁重に扱ってね?笑








君たちの計画、乗ってあげる









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