“死柄木弔”と呼ばれた人物に手を伸ばすと、悪い笑みを浮かべてそう言われた
…手差し出しただけで気に入られたの?
“死柄木弔”にそう言われて考えていると、一つの可能性に辿り着いた
そういう荼毘が指差した先には先程の女の子と仮面をつけている男の人がいた
そう返事をして女の子と仮面をつけている男の方へ向かい、目の前で足を止めた
私がそう声をかけると、二人は大きく目を見開いた
『入ってくれるか?』と右手を差し出して尋ねてくる死柄木
…断らせる気なんて少しもないくせに
私はゆっくりと彼の手を取って、笑みを浮かべる
君たちの計画、乗ってあげる












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!