第53話

エピローグ
623
2021/08/18 22:00 更新
夜久衛輔
夜久衛輔
そっかー、晴れてカップルかぁお前ら
犬岡走
犬岡走
爆ぜればいいのに
黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
祝福もクソもねーこと言うな犬岡


クロが犬岡の頭を叩く。




色々あったけど,私たちは何とか付き合うことができた。


一回死にそうになった時あったけどね。まぁ知らない人が助けてくれたからいっか!




黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
あなたー、今日あっこの本屋ついてきてくんね?
私
1人で行けよ
黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
やだー
この関係になってから,クロは前より断然ベッタリになった気がする。


夜久も「潔く諦めた」ってクロに言っていたし、もう吹っ切れたのだろう。


私の肩には重い腕が乗っかっていて,多分これが続けば肩こりになる。
私
いーよ。付き合ってやるよコラ
黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
いぇーい放課後デートぉ
私
でっ、で……!?
黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
んぁ?付き合ってんだからデートだろ




『付き合ってんだから』。





その言葉が嬉しくて。





皆の前であることも忘れ,私はクロに抱きついた。













黒尾 side





『デート』という言葉だけで照れるあなたが可愛すぎる。




いっつもガサツだし口悪いしちょっと乱暴だけど。




本当は弱くて意地っ張りで優しい。







黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
おい、早くデート行くぞ
私
うっさい、皆の前で言うなバカ



教室でこんなこと言ったら,すぐ怒られる。






でも俺は気にしない。








あなたが俺のものだって皆に主張したい。




黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
なーんでそんなに怒るの。黒尾さん泣いちゃう
私
るせー










私
………素直になれねーだけだっつーの
黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
えー?なんてー?
私
早く帰るぞ!!




そうやってあなたは俺の腕を掴んで歩き出す。





外に出たら,さりげなく彼女は恋人繋ぎをする。





黒尾鉄朗
黒尾鉄朗
……可愛すぎな
私
バカ

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