第27話

27.
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2025/04/12 05:23 更新

あなた



      目をいくら擦っても止まらない

あなた
…なんで




     ゲンがそっと近づき、私の肩に手を置く








朝霧 幻
…人は悲しい時以外に張り詰めてた緊張や不安から解放された時って泣いちゃうのよ?



 
 


朝霧 幻
…頑張ったねぇ、
あなた
…っ、



       その一言で、涙がさらに…






           あー、
   恥ずかしい…やめたい、どうやって止めるの

石神 千空
あーあー、んな擦ったら腫れるぞー

あなた
どうやって、、とめれば、
石神 千空
止めるだぁ?
石神 千空
…ッククク、んなもん
気が済むまで泣けば止まるわ





         一度手を下した命



        その人の手が頭に乗る
あなた
ぁ、あ、、ごめん、せんくう、、

あなた
ごめん、撃って、いたいよね、
あなた
ごめん…あんな方法で、

    撃たれる痛みは誰よりも知ってる筈なのに
あなた
あんな方法でしか、、できなく、て




        弱い…私は、全然弱い

石神 千空
ったく、…あなたの下の名前、テメーは、
 
あなた
わたし、、やめる…
科学王国の一員、、
石神 千空
あ"っ!?

朝霧 幻
ちょ、何言っちゃってんの、
秀才ちゃん、!

七海 龍水
何を言う貴様、、!
誰も責めやしない、!!
西園寺 羽京
そうだよ、!!
どこにも行く必要なんか、


あなた
だって…いられない…もう
ここに、
あなた
千空の目も見れない…

石神 千空

あなた
今の私じゃ、、居れないよ…

       拳を握りしめる…




       あぁ、みっともない






       複雑な感情が涙を後押した



       歯を食いしばっていると





 





       たたたっ________軽い足音がする



スイカ
あなたの下の名前は、…



あなた
























スイカ
あなたの下の名前はここが嫌いなったんだよ?



















あなた
…、、!
         私がここが嫌いか?
あなた
違う…違うよ

あなた
私…私ほんとにここが好きだから

あなた
だから、いちゃだめなんだよ





スイカ
な、ならっ、!!

氷月
はぁ、全く…
    スイカの言葉を遮るように氷月が前に出る




     杠に作ってもらった服の襟を掴まれる
 


あなた
…っ、
氷月
貴方も脳が溶けているのですか?



氷月
全く、自己嫌悪も甚だしい
北東西 南
ちょっと、アンタさっきから、!!



あなた
…いいよ、間違ってないし
北東西 南
…っ

氷月
"いてもいいからいていいんです"




あなた
…、!
氷月
それ以上でもそれ以下でもありません。




あなた
氷月…
氷月
合理的な千空くんが君を罵らなかった理由を考えてください






石神 千空
"あいつは合理的かつ、現実的だ"
石神 千空
"マジの裏切りなら、ちーっと困るが…"




石神 千空
"俺は信じる、だってアイツは─────"




石神 千空
"森で俺らが襲われた時から、ゼノやスタンリーの仕業だって気づいてた''

氷月
…何故気づくのです
氷月
スタンリー・スナイダーは顔を隠していた



石神 千空
"クククッ、、分かってたんだよ。
アイツは…"
石神 千空
"スタンリーの射程距離の限界とか計算しまくってた。フランソワが大量の計算用紙が海岸沿いに流れてるのを見つけた…多分確かめたんだろうな"
石神 千空
"ぴったし正解だったわ…"



氷月
……つまり、、
彼女はあの時点でスタンリーがこのストーンワールドに存在していた事がわかっていた。
氷月
それを分かって我々について
我々を守った



氷月
とでも言いたいのですか?

石神 千空
"あぁ、そうだわ"

氷月
……完璧な彼女が何故その紙を完全に始末しなかったのです
氷月
全て偽造と言う可能性もあるのでは

石神 千空
"…"



石神 千空
"考えられなくはない。その説もある"
石神 千空
"俺は、アイツが一人で終わらせる気だったんだと思うけどな"

氷月
…根拠は?

石神 千空
"んなもんねーよ"
石神 千空
"…ただ、俺らを先行かせてスタンリーの相手したり…自分を犠牲にしてスイカ守ったりした姿勢がそう思わせた。"

石神 千空
"紙を燃やしたら煙や匂いがでるから俺らやスタンリーにバレるからやらなかったんだろ"
石神 千空
"ま、普通破るぐらいはするが……焦ってたって説も───"

氷月
…もういいです。千空くん
これ以上の根拠探しは



氷月
…千空を撃ち、敵の懐に入り本拠地を一人で潰す気だったが…想定外の戦力で予定を変更…
氷月
自分一人が死んででも決戦にて自分が最終兵器となる事で私たちを有利にし、勝利へ導く

氷月
そんなところでしょうか

石神 千空
"クククッ…あー、そうだ"
石神 千空
"アホほど予想って部分が多い上にこれと言った根拠もねぇ"

氷月
そうでしょうか。
氷月
彼女の人間性とこれまでの行動が充分な根拠になるでしょうけど

石神 千空
"…、!"









石神 千空
"あぁ、そうだな"
石神 千空
"だから────"


氷月
彼女に手を出すな、
そう言いたいんですね?
氷月
司くんにも松風くんにも伝えておきますからご安心を
氷月
貴方は休養してください。



石神 千空
"あ"ー、、わりぃな、氷月"

フランソワ
と、おっしゃっております。



あなた
…千空、

石神 千空
俺らの予想はハズレか?あなたの下の名前







あなた
……はは、






       
あなた
正解だよ、、ばか








_____真の仲間に言葉はいらない
          それはまことかもしれない_________








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