第3話

新たな魔法少女は火薬庫でした
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2024/06/04 12:30
魔法少女になって数十が経った
俺はいつも通り学校に通っている
シグマ
あー今日天気いいな…ん?
背後から勢いよく走る足音が聞こえた
振り返ろうとした時、ドンっと押された
(というより乗っかられた…?)
バチキン
シーグキーン!!!!
おはようバチー!!!!
シグマ
なんだ…バチキンか…びっくりしたわ
バチキン
ごめんバチ
コイツは俺の親友であり幼馴染のバチキン
大きなサングラスがトレードマークで
語尾に"バチ"がつく。
通称『バチバチ症候群』にかかっている
バチキン
今日数学の単元テストバチねー
ちゃんと勉強してきたバチか?
シグマ
げっ…忘れてた
(ここ数日魔法少女のことで頭いっぱいだったからな…)
バチキン
シグキンのことだからそういうと思ったバチ
まぁ、お互いベストを尽くすバチな
シグマ
おう!点数勝負しようぜ
バチキン
いいバチよ!負けないバチ!!
的な感じでいっつも登校している
バチキンと話していると、不思議とすぐ学校につく
まぁ同じクラスだし席隣だからまだ一緒に話しながら歩くけどな
バチキン
シグキン!今日一緒に帰ろうバチ!
ちょっと遠いけど、美味しいケーキ屋さん見つけたんだバチ!
シグマ
ん、行く
バチキン
決まりバチね!!
授業を終え、昼食を食べ、また授業を終え、清掃をし、やっと学校が終わった
シグマ
あ"〜やっと終わった…
バチキン
さ、行くバチよ!!
シグマ
おう
そんな感じでゆっくり歩いてケーキ屋さんへ行った
道は人通りの少ないところを通ることが多かったため、エネミーが出ないか心配だったが
俺がいるからバチキンは守れると思った
遅れるし、休むかもしれないから、予めアクシズには連絡しておいた
バチキン
ついたバチ!!
シグマ
おー洒落てんな
バチキン
ケーキ屋さんって言ったけどまぁ喫茶店バチ
シグマ
そうみたいだな
中に入ると甘い匂いが漂った
俺とバチキンでケーキと飲み物を頼み、
美味しいケーキを味わいながら楽しいひと時を過ごした
シグマ
暗くなってきたな
バチキン
そうバチねぇ
まぁお家近いしなんとかなるバチ
シグマ
だな
最悪家泊まってけ
バチキン
いいバチか?!
じゃあわざと泊りに行くバチ〜
シグマ
お、おうw
楽しく話して笑いながら帰った
シグマ
結構暗くなってきたな
足元気をつけろよ
シグマ
…?バチキン?
バチキン
…し、シグキン…あ、あそこ
バチキンが指を刺してる方を見た
そこには見覚えのあるカエルと、丸めのナメクジ
そして大きな見覚えのあるハサミが立っていた
シグマ
フロシグ…ん?あのハサミ…エクレアのじゃないか?
まぁいい、やることに変わりはないからな
シグマ
バチキン、隠れろ
俺が時間を稼ぐ
その間に逃げろ
バチキン
でも…ダメバチ!!!
そんなことできないバチ!
シグマ
お願いだ!少しの間隠れていてくれ!!
バチキン
?!…わかったバチ…
そう言ってバチキンは隠れてくれた
その間に俺は変身した
シグマ
…さぁ、どうするかな
フロシグとナメクジはどうにかするとして…あのハサミ…俺に倒せるかな
1対3か…やるしかないな
俺は2体の様子を見ながらも一度倒したことのある
フロシグを倒そうとした
妨害はされつつも結局ナメクジとフロシグに同じくらいのダメージをおわせた
シグマ
流石に一対三はキツイな…
バチキン
…シグキン…あれ?シグキンがいないバチ…
バチキン
でもあそこで戦ってる子、シグキンに似てるバチ
あの子大丈夫なんだろうバチか…
…シグキン探さなきゃバチ!
そう言ってバチキンは音を立てないようにして走りだした
バチキン
近くで見れば見るほどシグキンそっくりバチな…
シグマ
…っぶね切られるとこだった
このハサミ奴魔界だな…
コイツ先にやるか
鋭い刃先で挟まれ斬られそうになったらしたが、
なんとか耐えながら攻撃をいれた
そうして戦いに熱中しているその時だった
バチキン
…わぁぁ?!
シグマ
…?!
バチキン?!!
みるとバチキンにフロシグとナメクジが襲いかかっていた
シグマ
くっそ大人しいと思ったら…
バチキン
こ、こないだバチぃぃ!!!
そうバチキンが叫んだ時、バチキンが眩い光に包まれた
シグマ
…あの光
あの時のと似てる
俺が魔法少女になった時に放たれた紫色の光に似た光がバチキンを包んでいた
バチキンの光は赤に近いピンクで、夜の暗闇を眩しいくらいに明るく照らした
そして敵はみんな動きを止めた
シグマ
まさか…バチキンも…?!
バチキンを包んでいた光が弾けた
黒を基調とした衣装だ
袖や裾には黄色いラインが、中のスカートやスニーカーはピンク色だ
バチキン
これは…?
シグマ
バチキン…まさかお前…
バチキン
ん?あなたは…シグキンバチか?
シグマ
あぁ、そうだ
お互い魔法少女なら隠さなくていいな
バチキン
魔法少女って何バチ?
てかこの格好はなんなんだバチ?
さっきの光は?
コイツらは?
シグマ
あーー!!話は後だ!
今はコイツらやっつける!
できるか?
バチキン
任せるバチ!
そう言ってバチキンはガトリングをだした
バチキン
お見舞いしてやるバチ!!!
フロシグとナメクジにガトリングをお見舞いした
シグマ
す、すげぇ勢い…
バチキン
あとはあいつだけバチね!シグキン!
シグマ
おう、だな!
バチキン
行くバチよぉ!!
2人で相手をしたらすぐに終わった
バチキンが色々な銃火器を使って攻撃をお見舞いしたかったからだ
シグマ
すごかったな…
バチキン
ありがとうバチ!
シグマ
んじゃ、帰るか
バチキン
帰るバチ!
遅くなったからシグキンの家泊まるバチ!
シグマ
あ、寄りたいとこあるんだけどいいか?
バチキン
いいバチよ
俺はバチキンを連れてアグハウスへと向かった
シグマ
入るぞー
ちゃんとノックしたし…いいよな?
そう思い扉を開けようとしたら
勝手に扉が開いた
中からアクシズが出てきた
アクシズ
よぉシグマ
こんな遅くに何のようだ?
シグマ
実はな…
バチキン
シグキン、誰バチ?ここどこバチ?
アクシズ
ん?誰、その子
シグマ
あぁ、コイツはバチキン
こいつのことで話があったから来た
アクシズ
んーまぁ大体予想はつくな
まぁいい、入れ
シグマ
邪魔するぜ
こんな遅くに悪かったな
アクシズ
本当だよ
バチキン
お邪魔しますバチ〜
アクシズは寒いからといって暖かい紅茶を持ってきてくれた
バチキン
美味しいバチ…レモンティーバチ?
アクシズ
そうだ
エクレアが作ってくれた
エクレア
ほらよ、お前の分
アクシズ
サンキュー
シグマ
んで、俺が来たわけだが…
エクレア
そこのグラサンが魔法少女になったんだろ?
シグマ
あぁ、その通りだ
バチキン
魔法少女って何バチ?
あの服は…怪物は…光は…なんだったんだバチ?
アクシズ
それはな…かくかくしかじかで…
(めんどいので省きましたb主)
バチキン
なるほどバチ…
アクシズ
あ、ちょうどいいじゃん
シグキン、明日からバチキンと総本山担当な
俺とエクレアも数日は一緒にいてやるけどな
シグマ
あ、確かに
いいかもな…
バチキン
?????
アクシズ
まぁ明日話してやるよ
あ、これ連絡先
なんかあったら連絡しろ
エクレア
あ、私も
アクシズ
今日は遅いから泊まったけ
初戦で疲れたろ
また帰りにエネミー似合っても厄介だしな
バチキン
わかったバチ!お言葉に甘えるバチ!
シグマ
俺もお言葉に甘えさせてもらうよ
アクシズ
布団の場所はわかるな?シグキン
適当に敷いて寝ろ
風呂と洗面所、トイレの場所はシグキンが教えてやれ
シグマ
へーい
バチキン
行くバチよ!シグキン!
シグマ
夜なのに元気だな…
バチキン
人の家に泊まるのなんてシグキン以外なかったバチからな!初めてバチ!
シグマ
なるほどな…
騒がしかったものの、色々あって疲れたらしくバチキンはぐっすり眠ってくれた
俺もバチキンの横に布団を敷いて寝た
2回目だからか、すんなり眠ることができた
藍欝
どうも藍欝です!
短いながらも第3話出させていただきました!
藍欝
約1週間間が空きましたね
すいませんサボって
キャラデザがぁぁぁぁぁぁって感じです
藍欝
というか聞いてくださいよ
前回の話でアンケート取ったんですけど結果がですね
藍欝
なんということでしょう
長くしろと
藍欝
いいだろうやってやるよ
今回で言う2話分一話にしてやるよ
投稿頻度落ちそうだけど()
藍欝
まぁいいや、それだけ
藍欝
あ、バチちゃんの資料載せときます
藍欝
もうあれよね、シンプルになってきてるよね
デザインが
藍欝
まぁまぁまぁ気にしてたらからキリないから、うん。
藍欝
じゃあ、またねー!
感想やら魔法少女化優先して欲しいキャラやら番外編ネタのリクエストやら何やらお待ちしております!(?????)

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