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第3話

零話 月夜の散歩
48
2026/02/11 05:23 更新
ある月夜の夜、街灯のない暗い森林の近くを軽やかに歩くものがいた
─────
ふんふふん~♪
そのものは幼い容姿ながら鼻歌を奏で一人暗い道を歩む


すると、どうやらお便りが届いたらしく一緒にいた青い炎のような人魂のような物を隣に連れて歩いていたものは足をとめる
─────
…おや?
─────
どうやら、妖怪学校に人の子が先生として赴任したか…
─────
おやおや、君の───の子孫のようじゃのう(笑)
くすりと口角を上げて三日月のような笑みを作りだす


















そこから見えたのは鋭く光る八重歯だった
─────
くふふっ(笑)
─────
これからが楽しみじゃのう
─────
のう、──



そう言って、月夜を歩いていたものは歓喜に満ちたような声で小さく小さくけれども高らかに笑う



























それを見守るのは一筋の月だけだった──────








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