第3話

Chapter2 あるはずのない記憶
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2026/02/23 00:56 更新






開門5秒前…!!






カウントダウンが進むにつれ、背中の痛みが「熱」に変わり
視界がチカチカと赤く明滅し始める


あなた
(お願い…!今日は耐えて…)

4、3、 2、 1……!








カウントが「0」になった瞬間、巨大な門が重低音を立てて上がり始める





ゴゴゴゴゴッ…










エルヴィン
全兵士に告ぐ!本日、我々は人類の歩みをまた一歩進める!進めー!!!








その声が、遠くの地鳴りのように聞こえる。














そして限りなく広い空が広がる















記憶の声)……目覚めよ、我らが同胞。壁を壊し、空を取り戻せ…



あなた
我ら同…胞??



リヴァイ
おいガキ…何か言ったか

あなた
…!いえ、考え事です…


リヴァイ
死にたくなきゃ俺から離れるな


馬を寄せたリヴァイが、低い声で釘を刺す。
あなた
…?!?!はい















兵士
15m級巨人接近…!!

兵士
遠方より3体接近!

エルヴィン
作戦通り陣形を崩すなー!!!!!!






あなたの下の名前(カタカナ)は馬の背から音もなく飛び上がると、
立体機動装置を最小限の動作で操り、巨人の腕をすり抜ける。




その手には、特製の細い銀針がついた刃――。



あなた
新しい毒を試させて貰うよ…!


うなじに一瞬だけ触れたその瞬間、針に仕込まれた強烈な毒が巨人の神経を焼き切る。
巨人は悲鳴を上げる間もなく、ドサリと地に伏した。



甘い香りが空気に広がる
あなた
あとはお願い…!


兵士
了解しました!…ってあれ?消えてますよ?!?!

着地した彼女の肩が激しく上下する。
毒で巨人を殺すたびに、背中の「痛み」が心地よい「快感」に変わっていく感覚。
脳裏をよぎる記憶――



(もっと……もっと「血」を……)





巨人を仕留めた直後、立体機動で駆け寄ってきたハンジの目がキラキラと輝く。
ハンジ
あはは! 見たかい!? 彼女、また腕を上げたね!


アルミン
体が小さいのに…すごい!!!
アルミン
あれは毒か!!



あなた
…ハンジさんのおかげですよ。
いつも夜遅くまで、一緒に研究してくださるから……っ


ハンジ
いやぁ、君の才能だよ。でも……


ハンジ
……おかしいな。さっきの巨人、毒が回る前に『消滅』しなかったかい?
ハンジ
それに、君の体温……今の距離でも伝わってくるぐらい熱いよ



あなた
あ、はは……。ただの、出し切りすぎです。ほら、次が来ますよ!




慌てて視線を逸らそうとした瞬間、あなたの下の名前(カタカナ)の目からポロリと一筋の涙がこぼれる。

それは、あまりの熱さに耐えかねた生理的な涙だったが――その色が、微かに赤く濁っていた。




ハンジ
……血? いや、違う。これは……。
ねえ、ちょっとあなたの下の名前(カタカナ)、目を閉じないで見せてくれないかな?


ハンジの手が、あなたの下の名前(カタカナ)の頬に伸びる。














リヴァイ
おい、クソメガネ。浮かれてる暇があるなら周囲を警戒してろ。
リヴァイ
巨人が群れてやがる






ハンジの手が止まり、主人公は「助かった……」と胸をなでおろすが、ハンジの視線はまだ彼女の瞳の奥をじっと探っている。




ハンジ
そうだね、リヴァイ。でも、戻ったらじっくり『検査』させてもらうよ?
逃げちゃダメだよ、私の可愛い教え子ちゃん






あなた
嘘でしょ
























愛されキャラとしてあなたの下の名前(カタカナ)を書くつもりが?!
なんか一気に怪しい展開になりました…ね。



次回はちょっと休憩( ^-^)_旦”

あなたの下の名前(カタカナ)がもう愛されて愛されまくるシーンを書こうかなと…!✨️








お楽しみに!!!





あ、いいねついでに付けといて✩ᴗ ̫ ᴗ

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