第5話

我慢
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2025/06/22 02:58 更新






私の姿を知っているのは今の所、
学園長先生、6年生…か?
今まで叔母にバレないよう、大人しくしていたが…

















生徒に好かれるためだ、致し方ない!(欲望駄々漏れ)











(なまえ)
あなた
という事で…学園長、叔母様には言わないで下さいね。
 













綺麗に整えられたおかっぱの人は、
二足歩行の犬から茶を受け取り一口すする。
大川平次渦正
…じゃが………



(なまえ)
あなた
了承出来ないことは分かっています。
(なまえ)
あなた
然しこれ以上、生徒達に嘘をつきたくないのです。








これは本心だ。


今迄偽っていた私からの願い。


せめて、生徒達だけには知ってもらいたい。




大川平次渦正
でもバレてしまったら、忍術学園の立場が危うく…
(なまえ)
あなた
それも重々承知の上、
(なまえ)
あなた
叔母様にも、辞めるよう言われているのも知っています。
大川平次渦正
……





(なまえ)
あなた
ですが






















(なまえ)
あなた
私も月下家の娘。







そっと自分の胸に手を当てる。
(なまえ)
あなた
流石に正室の子をそこまで無下には
出来ないでしょう。







叔母様…いや義叔母様は








正室の子の私を妬み、忌み嫌っている。

だから私にここまで干渉してくるのだ。
(なまえ)
あなた
生徒達を危険に晒すような真似はしません。
(なまえ)
あなた
…その時は私が、全力でお守りします。






























(なまえ)
あなた
~♪





私の圧に押し負けたように、渋りながらも承諾して
下さった学園長には感謝せねば。



















(なまえ)
あなた
あ、お前達






庭で六年生の姿が見えたのでそちらの方に駆け寄った。










(なまえ)
あなた
何してるんだ?お前達






食満と潮江はいつもどうり喧嘩していたようだが、


私が近付くとピタリととめる。
中在家長次
先生も口調、どうしたんですか。



(なまえ)
あなた
嗚呼、その事を伝えようと思ってな。
(なまえ)
あなた
これが本当の私だ。
今まで偽っていて済まなかった。
















立花仙蔵
えぇ、ですが今迄何故私達に偽っていたのですか…?





(なまえ)
あなた
事情があったんだ、すまんな。




流石に生徒達に家のことを話す訳にはいかないから


そう話をぼかして伝える。













七松小平太
事情は分かりませんが…先生が嬉しそうで
良かったです!



にぱっと太陽のように笑う。





















(なまえ)
あなた
今迄自分を偽って我慢してたんだが…









彼女もにこっと笑う、






然しその顔には圧が浮かんでいた。





















今日は日差しが強いので、木陰に移動する。

立花仙蔵
んん"ッ、先生








立花仙蔵
下級生に見られてるので…







じっと物珍しいものを見るかのように
下級生達がわらわらと集まって来る。






(なまえ)
あなた
ん?






























愛おしそうに6年生達の髪を撫でながら


そう聞き返す。




















(なまえ)
あなた
お前ら今迄可愛いとか、さりげなく言ってきていたじゃないか。
(なまえ)
あなた
それと同じだ。









潮江文次郎
そ…れとはちょっと違うと思うんですが……




(なまえ)
あなた
ほら、細かい事は気にするな、だろ?







七松小平太
先生、それ私の台詞です!






(なまえ)
あなた
まぁまぁ……




(なまえ)
あなた
可愛い可愛い言われてる間の私の心境を知ってたのか?
(なまえ)
あなた
こっちこそ、撫で回してやりたいぐらい
我慢していたんだよ。
















立花仙蔵
でも、私達ももう六年生ですし……
食満留三郎
流石にこれは…、恥ずかしいと言うか、





(なまえ)
あなた
年なんか関係無い。



(なまえ)
あなた
可愛いから愛でる、ただそれだけだ。











照れている顔も可愛い……と思っていたのは
秘密にしておこう、

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