第95話

プレミアムなサイン会。①
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2024/09/29 12:50 更新
理人「...まじか(笑)」

目が合った瞬間、池﨑くんが笑って。「うぇーい」なんて迎え入れてくれたから私も「うぇーい」って返してみた。チラッとこっちを見た隣の佐野くんがにっこり笑ってくれたら、佐野くんにサインを書いてもらってた女の子がきゅんとしたみたいで。わかる、今の佐野くん可愛かったね。流れ弾だよ。

理人「個人来んかったやん、誰やった?」
あなた「洸人くんだったよ」
理人「たけちじゃなかった(笑)」
あなた「うん、たけちじゃなかった(笑)」
理人「ふたりは?」
あなた「あなたのさんこは藤牧くんで、あなたのにこちゃんは髙塚くんだったよ」
理人「そーかそーか」

池﨑くんは「あなたちゃんへ」なんて左上に名前を入れてくれて、そのすぐ下にサインを書いてくれた。

あなた「ありがとう」
理人「どういたしまして、たけちの事宥めたってな?来なかったってへこんでたから」
あなた「...(笑)」



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雄大「...それなんなん?」

雄大が私の胸の真ん中を凝視して。「やだ変態」って胸を隠したら「ちゃうってちゃうって、やめてほんまに」なんてガチ焦りしてた。笑う。

雄大「すごいな、めっちゃカラフル」

大夢とのトークでは大夢仕様に水色の名札で現れたけど。今回は全員いるという事でカラフルな名札も用意してみた。我ながら力作だ。

あなたのにこ「箱推しなんで」
雄大「斬新」

サラサラとサインを書いて。

雄大「それで来た勇気がすごい」
あなたのにこ「褒め讃えよ」
雄大「うん、最初っから最後までなんなん?」
あなたのにこ「...なんかさ、理人もそうだけど、」
雄大「んー?」
あなたのにこ「あんたらフレンドリーすぎんか?」
雄大「あー...、」

チラッと隣、理人の前に立つ女の子に向けてから戻ってきた視線。

雄大「基本的に目の前のことで必死やねん、他の人の話なんてまったく聞いてないから大丈夫やって」
あなたのにこ「...そんなもんか」
雄大「隣、なんの話してたか聞こえた?」
あなたのにこ「え?」

左隣を見れば、たじとにこにこ話してる姉さんがいて。私の視線に気づいたふたりが「ん?」って同時に首を傾げた。ほわほわしながら同じ方向に首を曲げてるふたりがなんだか可愛くて。

雄大「な?それなりに距離も取ってくれてるし、聞こえん聞こえん」
あなたのにこ「...うん、そっか、そだね」




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