あれから考えることが多すぎて、
学校に行きたくなくなり、
なんでかわからないけど
風邪ひいて熱が出た。
休んでもう3日。
少しずつ回復してはいるけど、
正直いく気にはなれない。
友達に物凄く心配されている…
どーしよ…
幸いなことに、
明日が土日で休みのため
月曜まで考えることにした。
ピンポーン
玄関のインターホンが鳴る。
はーいと母さんが出る声がする。
宅配かな…
小さく聞こえる聞き覚えのある声。
ま、まんず!?!?
びっくりしてどうしていいかわからない。
二階に上がってくる音がする。
どどど、どーしよ……
トントンッ
お邪魔しますと入ってくるまんず。
なんだか久しぶりに見る。
いつも通り、私の可愛い親友……として見れない。
心拍数が一気に上がる。
すっごく落ち込んでる……
嫌な沈黙が流れる。
しんどいかも知れないけどって、
私の前に座った。
高校の時を思い出す。
そういえば私から、
友達になろうって言い出したんだっけ…
必死で嫌いな勉強したことを
思い出して笑ってしまう。
2人で思い出して笑う。
受かると思ってなかったから、
あの頃は自分の番号を見つけて大泣きをした。
もう驚かなかった。
一緒に笑い合えることが何より楽しくて幸せだったから、
私も壊れるのが怖いから、
まんずの気持ちが分かる。
まんずは悲しそうに、微笑んだ。
まんずの気持ちを聞いて、
思わず泣きそうになるのを必死で堪えた。
私なんかより…
多分ずっと、まんずの方が辛いから…
そう言って私の頭を
優しく撫でてくれた。
まんずの方が辛いはずなのに…
まんずのその優しさに負け、
堪えてたはずの涙が一気に溢れ出てきた。













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!