瑞side
俺がキラキラ笑顔かつ大声で言うと、顔を赤くさせる優斗。ガチ照れかよ。
そこから、質疑応答コーナーが勝手に始まった。
俺が笑いながらノリノリで小突くと、優斗は照れたように目をサッと逸らした。
レポーター陣の注目が一斉に優斗に集中し、優斗は一瞬ビクッとした。
恥ずかしそうに小さな声のボリュームで答える優斗。ガチか!?優斗、ガチで答えてんじゃん…。顔真っ赤だし…!見ててこっちが恥ずいわ!
ムカついた俺は、レポーター作間を引っ張り出した。その後、嶺亜から「ファンサしてよ!ファンサ!!」と言われたから、いつもは絶対しないけど、優斗とハートマークを作ってウインクまでかましてやった。そこで、チャイムが鳴ったので、俺らへのイジリは終了。
嶺亜のつまんなそうな顔が面白くて、帰りにわざと見せつけるように優斗と手を繋いで帰ってやった。
こんなにラブラブを演じてやったんだから、もうこれ以上俺らがイジられる事はないだろう…。
帰宅して速攻でキングサイズのベッドにDIVE!!
俺は満足気に優斗の頭をくしゃくしゃと撫でた。
優斗が差し出したのは、怪しい感満載の黒い封筒だった。
誰からの封筒だろう…?宛先を見て、ギョッと驚いた。
なんと…それは、"会長様"から届いた封筒だったのだ…。
手紙には…瑞稀に生徒会室を案内し、生徒会について紹介したいから、明日生徒会室に来い。という内容が書かれていたのだった。
やべ…!!マジか…!?
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。