第143話

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2025/07/07 08:00 更新
あなた
受かったよフーちゃん、褒めて〜!!
フリーレン
………良い子だね。
あなた
でしょー!?
デンケン
…………フリーレン、あなたの下の名前。
あなた
ん、何ー?デンケン。
デンケン
ここまで来れたのはお前達のおかげだ。
これで故郷に墓参りに行ける。
フリーレン
…………そう。
あなた
良かったねぇ!
墓参りは大事よ!




フリーレン
さすがは魔法都市、オイサーストだね…。
良い魔導書がいっぱい買えた。
あなた
私も持とうか?
フリーレン
おねが__
ドサドサドサっと何かが落ちる音がし、
2人揃って音がした方向を見る。
おばあさんが荷物を落としていた。
あなた
おばあさん大丈夫ー?
1つ1つ手で拾って籠に入れようとしたら、
途中で物が全て浮かんで籠に入ってった。






椅子に座ってたらドサッ、と真隣から音がする。
ヴィアベル
あれを無視はねぇだろ。
フリーレン
私だって少しは悩んだよ。
それに真っ先にあなたの下の名前が行ったし。
ヴィアベル
少しだけの上に他人任せか。
ヴィアベル
しかも魔法を使わず手で拾うと見た。
ヴィアベル
意外なもんだな。
勇者ヒンメルの仲間なら…
フリーレン
…………ヒンメルの仲間なら、何?
あなた
答えようによっては返り討ちにしてあげるよ。
ヴィアベル
………………………。
『間違えた』と心の奥底で思ってるだろうに。
顔に出ていなくても分かってしまう。
あなた
私の方こそ意外だったかなぁ〜。
第1次試験でフェルン達を殺そうとしたよね?
フリーレン
フェルン、愚痴ってたよ。
犬とか蹴っ飛ばしてそうなヤツだって。
ヴィアベル
ふっ、よく言われるわな。
単なる脅しだよ。
ヴィアベル
まぁ1人、殺しておいた方が
世のためになりそうなヤツはいたけどな。
あなた
ヴィアベルは何かを守るためなら
何だってするって顔をしてるね。
あなた
1級魔法使いになりたかったのも、
望む魔法が与えられる特権のため?
ヴィアベル
…強ぇ魔法が手に入れば、それだけ
魔族をぶっ殺せるからな。
ヴィアベル
でもな、それと関係ない場所でも
困ってるヤツがいたら…
ヴィアベル
なるべく手を差し伸べるようにしているぜ。
フリーレン
…どうして?
あなた
さっき言ったね。私が魔法を使わずに、
物を手で拾った事について。
ヴィアベル
………まだ根に持ってんのか?
あなた
魔法だけで人を助けられるなら
苦労しないって事だよ。
あなた
君にどんな過去があろうと、
どれだけ勇者一行に思いを持とうと…
あなた
魔法で解決できると
思ってるならそれまでだよ。
ヴィアベル
…………俺の言い方が悪かった。
別に魔法で解決できると思っちゃいねぇ…
あなた
……なら良いんだ。
あなた
ヴィアベルは、ヒンメルが死んで、
変わったことはあった、?
ヴィアベル
決まってる。

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