え…い、今なんて…
きらを苦しめてたのは俺…?
あれ…
あれ?
なんで
なんでこんなに辛いはずなのに…
なのに
気づいたら俺は…きらを
突き落とそうとしていた
あぁもうどうでもいい
なんで俺はこんなに苦しまないといけないんだよ
俺は力が弱い
でもさすがに弱いと言っても長時間
窓に突き落とされそうになるとさすがの
きらでも落ちそうになったみたいだ
(手を振り払う)
手を離した瞬間
時間が止まったかと思った
いや止まってほしかった
でもごんっ!!と鈍い音がなった
ねぇきらあの時
あの時笑っていたのにアンタの目に
水が見えたのは都合の良い俺の妄想かな…?
その後はよく覚えてない
ただきらは事故で落ちたとなったらしい
後日きらは一命を取り留めたものの
目を覚ますか分からないと報告された
罪悪感から俺は高校をやめた
これが俺の…青春の思い出だ。
流れる汗と溢れた青春
過去編終了















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!