第4話

鹿狩りの絶品メニュー
63
2026/03/19 18:09 更新
ドゥリンと教会を出て、今は鹿狩りと言うレストランに来ていた所だった

お互いにお腹が空いていた為、私が一緒にどうかなとドゥリンを誘ったのだ

ドゥリン
ここはね...!大きなお肉が美味しいんだよ!

と先ほどとは違い、少し興奮気味なドゥリンに私は少し驚いてしまった

こんな表情も見せるかと思ったからだ

本当に子供みたい...

ドゥリン
あっ...えっとあなたは何が食べたい...かな?

と先程はしゃいでいた自分を少し恥ずかしいとおもったのか少し照れた様子で聞いてくるドゥリン

それもまた可愛らしいと思いながら、私はドゥリンの質問を返した

あなた
お肉が美味しいって言ったよね
ドゥリン
う、うん!
あなた
じゃあ、お肉と野菜のシチューにしようかな
ドゥリン
僕は、ステーキで...!


とまだ興奮しているのかドゥリンのしっぽはブンブンと左右に揺れている

サラと言った人が「かしこまりました!お席に座ってお待ち下さい」というので、私達は近くにあった席にすわった

待っている間も待ちきれないといった様子でドゥリンはソワソワしていた
あなた
ふふっ
ドゥリン
...?どうかした?
あなた
ううん、なんでも
ドゥリン
?そっか

とこてんと首を傾げている姿も少し可愛らしかった



しばらくすると、サラさんがお皿持ってこちらに運んできてくれた

目の前に美味しそうな食事が並ぶと、ぐ〜っとお腹が鳴ってしまいそうだ

ドゥリンは待ちきれない様子で手を合わせていた
私も同じように手を合わせると

ドゥリン
いただきます!
あなた
いただきます


とドゥリンが言うので、私も後に続くように言った

初めて食べたが、味はとても美味しかった
ドゥリンはせっせと口にお肉を入れて頬張るととても美味しいとでも言うような顔をしていた

そして、私を見ると少しこちらの様子を伺うような様子を見せた

ドゥリン
美味しい...?


どうやら、口に合うか気になっていた様子だった

私は頷きいつものように笑顔を見せた

あなた
えぇ、美味しいよ
ありがとう、ここに連れてきてくれて


そう鹿狩りに連れてきてくれたのはドゥリンだった
美味しいお店を知っていると言ってくれたのは彼だった
本当に感謝しかない

ドゥリン
あなたは、お野菜もちゃんと食べるんだね
あなた
もしかして苦手なの?
ドゥリン
...苦手、苦いから


と野菜の味を思い出したのか、本当に嫌そうな顔をしていた

本当に子供の様だ、お肉が好きで野菜が嫌いだなんて子どもの定型文みたいなものだろう

野菜が好きな子供に失礼だけど...
あなた
まぁ、好き嫌いは誰にでもある事だからそんなに気にしなくていいと思うよ
あなた
いつかその苦手を克服できる時もくるから


と言いながら、私は再度一口お肉を頬張る

ドゥリン
う...うん!そう...だね


と彼も再びお肉を食べて幸せそうな顔をした








NEXT___________

プリ小説オーディオドラマ