第4話

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2024/04/26 11:25
ho side


ドン____





僕は誰かとぶつかってしまった。
その衝撃で後ろに転んでしまう。お尻痛い、、




?「ちゃんと前見て歩いてよ」





僕は地面に座り込んだまま、そう言っている彼の足元を目をやる。ピカピカで高そうな革靴だ。
少しずつ上に目線を動かしていく。
素人でも分かる高級そうなスーツ上下にコート。

無言で僕に差し出させる手には間違えなく高い腕時計。


この人すごい人なんじゃ、、
何かされる前に早く謝って帰ろう。うんうん。それが1番いい。


そう思い咄嗟に顔を上に上げる




そうすると彼は驚いたような顔をするので、僕は不思議に思ってじっと見つめてしまう。


お互い見つめ合っている時間が、ゆっくり流れていく気がした。


強かった雨足がさらに強くなりはっとし、彼の差し出された手は借りずに自力で起き上がった。

彼が何か言っていた気がするけど雨の音でよく聞こえなかった、






「す、すいません!僕急いでるので!」

と、謝罪し走り出す。



あー、終わった。あの人ヤクザとか、?
僕殴られる?!?!



服がびしょ濡れになるのも気にせず全速力で走る。
すると、








?「おい!ちょっと待って!」


あ、もうだめだ、

 







「はぃ、、」



自分にしか聞こえない声の大きさで返事をした。
後ろを振り返るとヤクザさんがいた、




「な、なんでしょうか、」


殴られる心の準備はできた、、よし。
































































?「....俺のメイドになって」

























































「は?、、、、」

























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