ガラガラ
学園長 が 先 に 職員 室 に 入って
私 の 説明 を して くれて いた 。
コンコンコン
一応 きちんと 挨拶 は できた 。
あと は 他 の 先生 達 と 馴染める か どう か ...
秦中 飯綱 ...
考えている と 知っている ような
聞いたこと の あるような 声 が した 。
急いで 声 が した方 に 顔 を あげると
そこ には ずっと 会いたかった
運命 の 相手 が いた 。
3人 は 顔 を 見合わせて 驚いて いる だけ だった 。
この 反応 は ... ?
あぁ 、 恐れて いた こと が おきて しまった 。
あの日 出会って から
私 は 凜太郎 くん に 会うため に
荊棘 の 家 に 通って
会える日 は 会って 話す ように していた 。
その 時間 も 私 の 大切 な 時間 だった 。
凜太郎 くん が 百鬼学園 に 通う まで しか
会えて いなかった と いう こと も あるだろうが
本当 に 大切 な こと は 覚えて いるはず 。
それでも 凜太郎 くん の 記憶 に 残っていない
と いう こと は それまで だった と いう ことだ 。
ものすごく 悲しかった 。
それでも 記憶 に ない の なら 仕方 が ない 。
めそめそ して は だめ だ 。
凜太郎 くん は お姉さん 達 の 影響 で
女性 が 苦手 なの だから 。
ここで 泣いて しまっては 軽蔑 される 。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。