不意に、なーくんのスマホから着信音が鳴った
そう一言こぼして 電話に出る
なんだよそれ、可愛いな(
ん、、私の事かな
莉犬の可愛らしい笑顔には、
何故か強い復讐心と怒りが感じられた
恐る恐る聞くと、当たり前というように言った
なんて言えば、
莉犬を落ち着かせられるのか、、
なんて、遊び半分で言ってみた
少し予想外の言葉に戸惑った
でも、いつもの雰囲気に戻ったみたいでよかった
そんな会話をしていると、、
そう言って、息切れをしながら近づいてくる
と言い、心配そうにこちらを見つめる
そう言って、
自販機で買った水とジュースを 手渡した
本当はもっと、言わないといけないことがある
でも今の私には、これが精一杯だった
きっと、ジェルくんもころんくんも、
何かあったのは分かってるんだよね
でも、知らないフリをしてくれている
後で、絶対話すからね
私にしか聞こえない声量で一言
なんだかんだで、楽しい一日?でした
やほやほ🙌🏻
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。