なるべく声色を変えないように伝える
灰色大きな瞳に見つめられる。
それは曲がることなくまっすぐ俺を見つめていた。
この1年間共に過ごしてきたその人から目を背けることは出来なく
ガタッと音を立てて小さな暴君は椅子から立ち上がる。
まるでその瞳は俺の大好きなチェリーパイのようにキラキラと輝いてた
一切れしか減ってないチェリーパイを見てリドル寮長は不思議そうに呟く
少し早足になりながら1人で使うには大きすぎる部屋を出ていった。
このままいつもの4人で使っている小さな部屋に移動しなければ行けなかったが、すっかり暗くなった外に出て、迷路の中に入っていった。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!