第6話

5️⃣
998
2023/01/29 09:14
リュウセイ
リュウセイ
あーす花さん!
俺それ手伝いますよ!
仲町 あす花
仲町 あす花
ほんとに?
助かるぅー!
リュウセイ
リュウセイ
あす花さん、どこ行くんですか?
仲町 あす花
仲町 あす花
買い出し!一緒に行く?
リュウセイ
リュウセイ
いいんですか?!
仲町 あす花
仲町 あす花
もちろん!
リュウセイ
リュウセイ
じゃあ、お言葉に甘えて!
あなたの下の名前side

最近、竜星とあす花さんの距離が近いんです。

わざと?

実は私嫉妬深くて…

些細なことでも嫉妬しちゃうんですよね…

勘違い…?

まぁ、様子見ときます。
サカモト
サカモト
…ただいま
ユキヤ
ユキヤ
おー、おかえり…
リュウセイ
リュウセイ
なんかあった…?
俺、なんかした?
サカモト
サカモト
なんでもない。
てか、自覚ないの…?
リュウセイ
リュウセイ
自覚…?
サカモト
サカモト
もういい
ガチャ
リュウセイ
リュウセイ
あなたの下の名前!!
ガシッ
リュウセイ
リュウセイ
弾…?
ダン
ダン
今は、追いかけるのやめた方がいいぞ
リュウセイ
リュウセイ
え、でも
ダン
ダン
でもじゃなくて
リュウセイ
リュウセイ
やだ!
俺は行く!
ガチャ
竜星side

俺の元からあなたの下の名前が離れるかもしれない。

嫌われた?いやだ!

そんな思いが込み上げてきて、気づいたら無我夢中で走っていた。
リュウセイ
リュウセイ
あなたの下の名前!!!どこにいるんだよ!!!
すると
リュウセイ
リュウセイ
?!
橋の近くで、飛び降りようとしている女性がいた
あなたの下の名前優先だと思っていたけど、見て見ぬふりは出来ない。
リュウセイ
リュウセイ
お姉さん!危ないですよ!!
リュウセイ
リュウセイ
…え?
顔を見るとあなたの下の名前だった
リュウセイ
リュウセイ
あなたの下の名前?!
リュウセイ
リュウセイ
ちょ、一旦降りよ!
サカモト
サカモト
やだ…泣
リュウセイ
リュウセイ
は…?
サカモト
サカモト
私に近づいたらここ飛び降りる
リュウセイ
リュウセイ
待って待って、なんでそうなったの?!
サカモト
サカモト
一人ぼっちになるのが怖かった
リュウセイ
リュウセイ
え…?
サカモト
サカモト
竜星、最近あす花さんと距離近いし。
サカモト
サカモト
私がなんかしたら、竜星が私の元から離れていきそうで
サカモト
サカモト
怖かった…
サカモト
サカモト
私じゃなくてもいいんd
リュウセイ
リュウセイ
あなたの下の名前じゃなきゃヤダ!
リュウセイ
リュウセイ
確かに、距離近かったかもしれない。それは反省してる。
リュウセイ
リュウセイ
でも、俺あなたの下の名前の元から離れないから
リュウセイ
リュウセイ
あなたの下の名前じゃなきゃ嫌だから!
リュウセイ
リュウセイ
だから…
リュウセイ
リュウセイ
だからそんなこと思わないで!
リュウセイ
リュウセイ
ほら、おいで?一緒に帰ろ?
俺は手を差し伸べる
ギュッ
サカモト
サカモト
ごめんね。
リュウセイ
リュウセイ
それは俺のセリフ…ごめん
リュウセイ
リュウセイ
じゃ、帰りますか!
サカモト
サカモト
う、うん!
ガチャ
サカモト
サカモト
ただ…いま…
ユキヤ
ユキヤ
あなたの下の名前ちゃん!!!
エイジ
エイジ
心配したじゃん!
タクミ
タクミ
どこ行ってたの?
タカラ
タカラ
俺ら、あなたの下の名前ちゃんがどこか離れて言ってしまうんじゃないかって、怖かったんやから
ダン
ダン
おい
サカモト
サカモト
なに…
ダン
ダン
もう、どこにも行くな
リュウセイ
リュウセイ
俺らは、どこにも行かないから。はなれないから。
あなたの下の名前も、どこにも行かないで…?
ギュッ
俺を抱きしめたあなたの下の名前の力は、今まで以上に強かった。
あなたの下の名前side

私は今まで以上に力強く、竜星を抱きしめた。

竜星は、私のモノ。

どこにも行かないでね…?
サカモト
サカモト
大好きだよ…?
リュウセイ
リュウセイ
俺も!
チュッ



























𝐍𝐞𝐱𝐭➡️ 聞き覚えのある綺麗な歌声

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