うわぁ。来てしまった。
テストの日が
テストやだ〜
朝起きてそんな事を思ってしまった。
サイアクだ。
それに、初めてのテストで緊張していて学校行くまでずっと上の空だった。
登校中の悠真との会話さえ覚えていない
教室へ入ってふと我に返った私はパシッと顔を叩く。
しっかりしなければ
そんな話をしていたらチャイムが鳴った。
そろそ席に着けという合図だ。やばいやばい
そそくさと荷物を片付けて1限目の数学の教科書を開く。
大丈夫大丈夫。寝る前に勉強したし。
100点行けるやろ
自分に暗示をかける。100点取れると思えば100点取れるんだよ。
ササッと復習をしていたら先生が来て、テストの説明をし始めた。
テストが配られる。
緊張しすぎて頭が真っ白。
あー、悠真は大丈夫かな?
あいつの得意な数学やけど。どうだろう
水優も結構勉強したんかな?
終わったら聞いてみよう。
先生のテスト開始の合図で我に返る。
教室には紙をめくる音と紙に文字を書く音だけが響いてた。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。