第27話

木村柾哉
3,897
2021/08/15 09:48




























































『 んん…… 』













































朝だ。























何時だろう、






と思って時計を見る







































『 ……あれ、時計…ない 』


































寝ぼけてるのかな私。






















いつも朝起きて確認するはずの時計がない。、


































































『 ……ここ私の部屋じゃない、? 』





















































……思い出せ、自分。
































昨日、ナンパされて柾哉くんに助けてもらって……




























あれ、私部屋に帰ったっけ?

























ここ私の部屋じゃない確定だ

























だとしたら誰の部屋?

















































































木村「 あ、やっと起きた〜〜 」



























































『 ……え、 』






































































































『 ええええええ!、!!!!!!! 』

































































木村「 ば、ちょ!声大きい!今夜中の2時だよ! 」
































『 …………へ? 』





























木村「 昨日の夜、あなたちゃん晩御飯作る!って張り切ってくれてたんだけど、急に静かになったからどうしたんだろうって思って見に行ったらキッチンで寝てたんだよ。 」












『 嘘でしょ、!? 』












木村「 本当だよ笑、相当疲れてそうだったから起きるまで寝かせとこ〜って思って。 」












『 ……え、柾哉くんどこで寝たんですか? 』












木村「 あーー、、気にしないでね? 」












『 え……ごめんなさい!!!本当にごめんなさい!! 』
























これ床で寝たパターンだ……



























『 本当にごめんなさい!!! 』












木村「 謝んないでよ〜大丈夫だよ?それよりお風呂入ったら? 」












『 ……すみません、じゃあ部屋戻ります 』












木村「 いや戻らないでいいよ? 」












『 ……え、? 』












木村「 遠いでしょ、俺の風呂貸してあげる。 」












『 でも…シャンプーとか…着替えもありますし 』












木村「 全部貸すよ。服も置いとくね、はい! 」






































私は強制的に入れられた (?)






































柾哉くんのシャンプーやリンスなど、










全部借りさせてもらった()

































そして身体を拭いてあがる































『 遅くなってごめん!あがったよ! 』



































柾哉くんに借りた服を着て、







髪をタオルで拭きながらそういう













































木村「 っ……わあ、色気 」












『 このシャンプー柾哉くんの匂いがする!笑 』












木村「 っ、おい。可愛いこと言うな 」












『 可愛いのは柾哉くんだよ〜?笑 』












木村「 ……可愛いじゃなくてカッコイイって言われたいんだけど 」












『 もちろんカッコイイです。 』












木村「 …………負けました 」








































その後、柾哉くんが髪を乾かしてくれて、


















私は眠りについた。























っえ、?


















































































『 ……柾哉くん今何時ですか 』




































木村「 んー?7時半前 」












『 …………終わった、怒られる… 』


































六時から仕事なのに、



































木村「 あなたちゃん、今日祝日だからそもそもレッスン場開かないから仕事ないよ 。さっきスタッフさんから連絡来た。 」












『 …………よかった…… 』








































まるで放心状態だ。、

































そして私は今、










柾哉くんのシングルベッドで
















添い寝している



























柾哉くんと。












































『 じゃあ…そろそろ私帰りますね? 』












木村「 んん……ダメ、抱き枕にする 」












『 …………、へ? 』



















寝ぼけてるのかな……?







寝言?
























そっとしておこう。









そう思いベッドを出ようとしたとき




































木村「 ……行っちゃダメ、 」












『 わっ、 』



























私の腕を引っ張り、









私はすっぽりと柾哉くんの胸の中に入った





































『 柾哉くん、。、、? 』

























声をかけても返事がない。
























位置的に顔が見えないけど


















寝てるのかな?
























眠いし、私も寝るか。
















































っていやいやいや無理だよ!



























柾哉くんの規則的な心臓の音がすっごく聞こえるの




















恥ずかしすぎる……























寝れるかな……?




















































そんな私の不安な思いはどこかへ去り




















眠気のせいで私は本日三度目の眠りについた




























































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