第3話

 🌕 1 ' 春は出会いの季節 
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2025/07/28 08:49 更新




  桜が降り注ぐ 、 今は春の真っ只中 .


  そして今日は高校の入学式 .

  ずらりと文字の並んだクラス表の中から
  自分の名前と彼の名前を探し出す .
 
瀬戸 あなたの下の名前
 、 あった! 
 
  1年2組18番に " 瀬戸 あなたの下の名前 " と
  書かれているのを再度確認していると
  スクバに入れていたスマホが揺れて 、
  通知を知らせてくれた .

  開いて表示されたのは
  彼の名前である【 風楽奏斗 】という文字 .

  どういう訳か 「 中庭に来て欲しい 、
  ついでにクラス表を撮って来て 」 とのこと .

  全く 、 人使いが荒いんだから … と
  愚痴を零しながらクラス表を撮っては
  大きな桜の木が目印の中庭へと走り出した .
 
  ♢♢♢
 
瀬戸 あなたの下の名前
 おまたせ 、 奏斗 
 
  中庭に居たのは奏斗と 、 奏斗と同様に
  顔の整っている高身長の男三人 .

  なぜ私がここに呼ばれたのか .
  疑問符を浮かべていると奏斗が口を開いた .
 
風楽奏斗
 こいつら 、 あなたの下の名前に紹介したくってさ〜 
風楽奏斗
 僕たち5人同じ学校になる訳だし 、 
 裏社会出身同士 、 自己紹介しといた方が
 良いでしょ ? 
 

  " 裏社会出身同士 "
  そう言えば 、 奏斗が 「 裏社会の仲間が
  出来た 」 と言っていた様な気がする .
 
  この3人と私を会わせた理由 .
  要は仲間割れが起きないようにってことね .
  職業柄 敵対したって可笑しくない .
  奏斗視点 、 仲間同士の敵対は面倒くさいから .

  敵対する前に仲良くさせとけばいい .
  そういう事でしょ 、 と奏斗に目線を
  送るとにやりと返された .





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