第64話

🍼#64
157
2026/06/26 02:00 更新
 地下牢から出る際に私が最後に言った言葉





「ルカはいつエレンの名前を覚えたんだろうね」




 その答えはこの部屋に詰まっている



ジャン
でもよ、エレンは言い過ぎだろうが
アルミン
エレンだって不安なんだよ…

こうして104期生の部屋を盗み聞きする
上官は嫌われてしまえと思ったり思わなかったり

コニー
だからと言ってよ、ミカサやアルミンを
傷つけるような事言うか?普通
ミカサ
あの時は気が動転していた…
サシャ
ミカサ、大丈夫ですか?
ミカサ
うん…大丈夫

ずっと思っていたが104期生は他の期生の中でも
断トツに仲が良いと思っている

こうして皆で集まってルカの面倒を見てくれるし

私に対して嫌々などと言ったことは殆ど無い

何より皆が本心を言える場
唯一落ち着ける場が、ここ
アルミン
それにあなたさんも言っていたよ
エレンはそういう時期だって
コニー
そういう時期ってどういう時期だよ
アルミン
えっと…それは…つまり…

そういう時期なんだよコニー…
深くは掘らないでくれ

扉の外側から耳をそっと傾けそんな事を思っている
ジャン
厨二病ってやつか?
はっ…エレンはいつそんなの覚えたんだ
サシャ
ちゅうに…病?って何ですか?
アルミン
それなら、聞いたことがある…
サシャ
何ですか、!それは
アルミン
厨二病って言うのは________
あなた
入るよー、!

これ以上はエレンが可哀想だ

厨二病では無いんだ、それはもうとっくに終わった

流石に聞き流す事も出来ずに入ってしまった
ルカ
まぁまー!
アルミン
あなたさん?随分早いですね
あなた
話したいことがあって、…というか、
連れて行きたい所がある
エレン
…これは一体何の真似ですか
エレン
ふざけないでくださいよ
これを見て皆は早急に事を理解した

エレンだけだ、何も分かっていないのは
あなた
ね、…そういう時期なんだよ
サシャ
あー…なるほど
エレン
何の話ですか?
エレンは突然現れた私達に驚きを隠せない様子

そして104期生の不安な気持ちは除かれた
あなた
最近対面してなかったでしょ
皆で顔を合わせた方が良い
あなた
…分かってるね、エレン


それだけ残してあとはご自由に、と
ルカを連れて地下牢を出た


▷next

プリ小説オーディオドラマ