第6話

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2025/07/06 16:35 更新
西山宏太朗
西山宏太朗
遅れた、まだ話してるー?
ドアを思い切り開けた衝動で鈴が激しく揺れた

緊迫していた空気が少し緩んだ気がした
梅原裕一郎
梅原裕一郎
もう少し静かに来いよ
西山宏太朗
西山宏太朗
ごめんごめん
西山宏太朗
西山宏太朗
まだ話し終わってないみたいだね
梅原裕一郎
梅原裕一郎
後で教えるから、黙って聞いてろ
西山宏太朗
西山宏太朗
はいはい 
江口拓也
江口拓也
それで、ここまでの話はわかった
江口拓也
江口拓也
この4人を殺す理由はなに?
斉藤壮馬
斉藤壮馬
今回の対象の4人、彼らは監視人って呼ばれてる
江口拓也
江口拓也
監視人?
斉藤壮馬
斉藤壮馬
うん、ある組織に属してる暗殺部隊の呼称で、その名の通り監視するのが彼らの主な任務になってる
斉藤壮馬
斉藤壮馬
そして組織の命令があればいつでも暗殺者になる
江口拓也
江口拓也
それじゃあ、今度の依頼は監視人を始末したいってことでいい?
斉藤壮馬
斉藤壮馬
そうなるね
花江夏樹
花江夏樹
方法は?
木村良平
木村良平
狙撃でいこうと思ってる
花江夏樹
花江夏樹
江口の得意分野じゃん
梅原裕一郎
梅原裕一郎
でも、どのくらいの距離から?
木村良平
木村良平
同時刻、4か所、それぞれ1キロ超の狙撃になる。場所は通常の市街地
西山宏太朗
西山宏太朗
同時刻にそれぞれ違う場所で4人殺すとなると難しくないですか?
木村良平
木村良平
だから3分程度の時間の前後は許容する、狙撃に気付かれて各方面に連絡されるまでの時間だな
緩んだと思った空気がまた凍っていった

同時射殺 ..... 私にはよく分からない話だけど

良平さんが話していることが難しいってことは

ここにいる人達の顔を見ればわかる
梅原裕一郎
梅原裕一郎
それ、結構リスク高くないですか?
花江夏樹
花江夏樹
そうだよね...
木村良平
木村良平
俺もそれはわかってるよだから、
木村良平
木村良平
今回のギャラは何時もの3倍出すつもりでいる
江口拓也
江口拓也
うぇっ!?3倍?
西山宏太朗
西山宏太朗
3倍か...それだけこの殺しに需要があるんだね
花江夏樹
花江夏樹
よし、のった
江口拓也
江口拓也
俺もやるわ
西山宏太朗
西山宏太朗
梅ちゃんどうする?
梅原裕一郎
梅原裕一郎
ギャラ3倍ってのが魅力だな
梅原裕一郎
梅原裕一郎
この依頼、受けるか
西山宏太朗
西山宏太朗
おっけ〜
全員がこの依頼に参加するなんて思わなかった

ギャラが3倍というのも驚いた

裏社会も表の社会とあまり変わらないのかもしれない
木村良平
木村良平
それに当たってだな
木村良平
木村良平
あなたも一緒について来て欲しい
あなた
わ、私ですか?
江口拓也
江口拓也
良平さん、正気ですか?
花江夏樹
花江夏樹
あなたちゃんは表社会の人間で、殺し屋とは縁もゆかりも無い存在ですよ?
梅原裕一郎
梅原裕一郎
血迷いましたか?
木村良平
木村良平
一旦話を聞いてくれって
あなた
...
木村良平
木村良平
俺たちはあなたの保護を依頼された以上、ここに置いていく訳にはいかない
木村良平
木村良平
俺、江口、花江、梅原、西山、じゃ5人しかいない
江口拓也
江口拓也
え、今回代永さんは?
代永翼
代永翼
僕はその間、違う作業があってあなたちゃんを守りながらはできないんだ
木村良平
木村良平
先生たちも同様なことで
木村良平
木村良平
狙撃は基本2人1組だ、あなたでも周りを見て随時状況を教えることならできる
木村良平
木村良平
初心者でもできることだ
花江夏樹
花江夏樹
でも、さすがに....
梅原裕一郎
梅原裕一郎
あなたに決めてもらおう
江口拓也
江口拓也
確かにそうだね
江口拓也
江口拓也
あなたちゃん、どうする?
あなた
私、私は....

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