第6話

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2024/04/21 02:11 更新
帝国との戦争後、私はカレラの怪我を治していた。
勿論、この怪我はディアブロ様に付けられたもの。
カレラ
カレラ
くっそ…ディアブロめ…。
次こそ負かしてやる。
(なまえ)
あなた
ほら、動かない。
ウルティマ
ウルティマ
ね〜、あなた居る〜?
(なまえ)
あなた
う、ウルティマ様?
どうされました?
ウルティマ
ウルティマ
ディアブロにやられたんだよ。
カレラのあとでいいから治して。
(なまえ)
あなた
はい。
私がカレラの治療をしていると、横からウルティマ様が話しかけてきた。
ウルティマ
ウルティマ
にしても、カレラも丸くなったよね。
前まで、事あるごとに核撃魔法をぶっ放してたのに。
カレラ
カレラ
そうだな。
やっぱりあなたの存在が大きいってことだ。
あなたに手出ししたら許さないぞ!!
てか、あの時の事まだ許してないからな!
ウルティマ
ウルティマ
はいはい、ごめんね。
カレラ
カレラ
貴様…!
(なまえ)
あなた
動かないで、治療しづらい…。
カレラ
カレラ
ごめんな。
(なまえ)
あなた
別に大丈夫、はい終わり。
ウルティマ
ウルティマ
次僕ね。
(なまえ)
あなた
はい。
私は治癒魔法でウルティマ様の怪我を治した。
ウルティマ
ウルティマ
ねぇ、まだ僕のこと怖い?
(なまえ)
あなた
えっと…。
怖い、ですね。
ウルティマ
ウルティマ
そう、ごめん。
ウルティマ様はそう言って部屋を出た。
カレラ
カレラ
何を考えてるんだ…?
(なまえ)
あなた
さぁ…?
それから暫くして、天魔大戦が始まった。
私はカレラに付いていく事になった。
行く場所はエルドラド、かつての故郷だ。
カレラ
カレラ
あそこが一番戦闘が激しい。
あなたも気をつけろ。
(なまえ)
あなた
うん、カレラも気をつけてね。
多分、白氷竜も居る…。
カレラ
カレラ
あぁ。
エルドラドには先に紅丸殿と蒼影殿が向かった。
だが、もしもの時は私達も向かう事になっていた。
紅丸殿は戦闘不能となったと聞いた。
急がないと…。
カレラ
カレラ
チッ…吹雪か。
加速するぞ!
(なまえ)
あなた
わかった!
付くと、かなりやばかった。
海は凍り、吹雪が吹き荒れ、氷土の大陸と見間違える程…。
カレラ
カレラ
あなた先に行け!!
(なまえ)
あなた
わかった!
私は自身の出せる最速で紅丸殿達のもとに向かった。
(なまえ)
あなた
黄雷轟獄覇サンダー・ブレイク
私は着地と共にその魔法を撃ち、デブを消し飛ばした。
(なまえ)
あなた
紅丸殿と蒼影殿無事ですか?
紅丸
紅丸
おっまえ…!!
攻撃範囲考えろ!
危うく俺等も巻き込まれるところだったぞ!!
(なまえ)
あなた
それはすみません。
こちらだって事情はあります。
さっさと怪我人は集まってください。
治療します。
レオン
レオン
さっきの魔法…あなたの呼び名の…。
(なまえ)
あなた
レオン様、話は後です。
直ぐに治します。
私は治癒魔法を使い、怪我人を治した。
だが、紅丸殿だけ治らなかった。
(なまえ)
あなた
どういう事…?
ミザリー
ミザリー
貴女は、黄の眷属ですね。
(なまえ)
あなた
?
貴女は?
ミザリー
ミザリー
私はミザリー。
ギィ様に仕える原初の緑です。
(なまえ)
あなた
そうですか。
で、何のようです?
ミザリー
ミザリー
あのデブは大地の生命力を吸収するとか言ってたので球体の結界に閉じ込めようとしてたのですが…。
閉じ込める前に、消し飛ばしてしまったのです。
(なまえ)
あなた
あれ?
あのデブ消し飛ばしては駄目でしたか?
蒼影
蒼影
いや、それで良かった。
ベストタイミングだ、良くやった。
(なまえ)
あなた
どうも。
後からカレラもきます。
紅丸
紅丸
ていうか、何でいきなりあんな魔法使ったんだ?!
(なまえ)
あなた
はぁ、私の出せる最速で飛んてきてたのでブレーキが効かなかったんですよ。
で、敵みたいなデブがいたから強い魔法ぶち込んでブレーキに使ったってことです。
紅丸
紅丸
急いできてくれるのはありがたいが、もう少しスピード落とせ!!
(なまえ)
あなた
それはごめんなさい。
紅丸
紅丸
まぁ、助かった。
ありがとう。
(なまえ)
あなた
それで、現状を聞いても?
空中で白氷竜とギィ様、勇者クロノアの戦いにミリム様…厄介だね…。
カレラ
カレラ
あなた!!
アゲーラ、エスプリ!!
インセクターの群れだ!!
ありあうぞ!
エスプリ
エスプリ
わかりました!
(なまえ)
あなた
了解!
アゲーラ
アゲーラ
承知。
カレラ
カレラ
あなた、一緒に来い!
私はそう言われ、カレラと共にかなり強いやつのもとに向かった。
ゼス
俺の相手はお前たちか?
カレラ
カレラ
ああ、私達がお前を殺す。
(なまえ)
あなた
……。
カレラ
カレラ
《あなた、私が魔法を用意するまで頼むぞ。》
(なまえ)
あなた
《わかった。》
地獄の業火ブレイズ・ノヴァ】!!
私が魔法を放った。
これで意識は私に向くだろう。
ゼス
最初はお前か!
良いぜ、遊んでやる!
(なまえ)
あなた
深海の龍神デモンズ・レイン
ゼス
オラァ!!
ゼスが殴りかかってきた。
私は翼を出して避け、更に【黄雷轟獄覇サンダー・ブレイク】を放った。
(なまえ)
あなた
月光の煌砲ムーン・ライト
ゼス
な、何だてめぇ…。
えげつない威力の魔法を…。
カレラ
カレラ
あなた、退け!
カレラが【神滅弾ジャッジメント】でゼスを撃ち抜いた。
これでゼスは居なくなった。
カレラ
カレラ
流石だ、あなた。
(なまえ)
あなた
カレラもナイス!
ピリオド
はぁ!!
いきなり何かに攻撃された。
私は反射で結界を作ったが、わずかに貫かれた。
カレラ
カレラ
お前、誰だ。
ピリオド
ピリオド、インセクターのNo.2よ。
カレラ
カレラ
そうかよ。
終末崩縮消滅派アビスアナイアレーション】!!
ピリオド
はぁ!!
カレラの終末崩縮消滅派アビスアナイアレーションを受け止めた…?
まじかよこの化け物…。
カレラ
カレラ
マジかよ…?!
(なまえ)
あなた
カレラ、別の魔法の用意を。
私がアイツの足止めをする!
カレラ
カレラ
あなた…!!
(なまえ)
あなた
地獄の業火ブレイズ・ノヴァ】!!
深海の龍神デモンズ・レイン】!!
融合魔法【冷炎の死導竜デモンズ・ドラゴ・ノヴァ】!!!
私はピリオドに融合魔法を撃ち込んだ。
融合魔法、2つの魔法を合わせを、威力を莫大に上げること。
同じ属性なら倍、別の属性なら2倍、真逆の属性なら5倍になる。
今回なら各々の魔法が核撃魔法級で真逆の属性、つまり四重複合絶技カルテットスキルと同等。
ピリオド
くっそ…!
何で1人でこの威力を…!
(なまえ)
あなた
風神の怒ゲイル・ブレード
黄雷轟獄覇サンダー・ブレイク
融合魔法【暴風雨之轟雷覇テンペスト・トルネード
あたりは嵐になり、ピリオドは竜巻に飲み込まれた。
カレラ
カレラ
はぁ!!!
カレラが再び神滅弾ジャッジメントで倒した。
良かった…。
カレラ
カレラ
あなた、かなり強くなったな。
(なまえ)
あなた
まぁ、ゼギオンさんと訓練してるし。
ッ!!
カレラ!!
カレラ
カレラ
え…?
私はカレラの前に出て、そいつの拳をもろで受けた。
そいつ…ゼラヌスの拳を…。
カレラ
カレラ
あなた…!
大丈夫か…?!
すぐに回復を…!
(なまえ)
あなた
ヴ…ウゥ…。
カレラ、無事…?
カレラ
カレラ
あぁ、無事だ。
なんで無茶を…!
(なまえ)
あなた
次元断層防御領域ディメンションフォールト
私は次元断層防御領域ディメンションフォールトを展開した。
理由は…
ヴェルザード
ヴェルザード
『吹き荒れなさい、吹雪。
生命の息吹すら止めてしまいなさい。』
っ…長時間は持たない…。
カレラ
カレラ
なっ…?!
これは…?!
(なまえ)
あなた
白氷竜の力だと思う…。
この結界も長時間は持たない…。
作戦がある、お願い聞いて。
カレラ
カレラ
作戦?
(なまえ)
あなた
私の力の半分をカレラに渡す。
私は弱くなるけど、カレラは強くなる。
カレラ
カレラ
反対だ!!
なんで、そんな選択になるんだ!!
(なまえ)
あなた
勝てる可能性を伸ばすため、街に知らせて…!
カレラ
カレラ
っ…逃げるわけには行かない!
あの吹雪がまた来た。

ピキッピキッ…!
(なまえ)
あなた
…!!
カレラ!!
ゴォォォォ!!!!
私が最後に見たのは泣きそうなカレラだった。
カレラSide
あなたが、私を庇って氷の像になってしまった…。
カレラ
カレラ
あなた…?
あなた、死んでないよな…?
私は過去のトラウマを思い出した。
ウルティマにあなたが殺された日あの日の事…。
私はあれがトラウマだ…。
嫌だ、死なないでくれ…。
(なまえ)
あなた
『勝てる可能性を伸ばすため、街に知らせて…!』
すまない、あなたのスキル、半分貰うぞ…。
ごめん…ごめん…。
我が君に言って、絶対に新たなスキルを作ってもらえるようにするから…。
許してくれ…。
世界の言葉
究極能力アルティメットスキル死滅之王アバドン究極能力アルティメットスキル慈愛之王アフェクションを融合…成功しました。
個体名:カレラ・ポルシェは命滅之王アバドンを獲得…成功しました。》
命滅之王アバドン…?
死滅之王アバドンじゃなくて…?
融合されて何か変わったのか。
私は自身のステータスを確認した。
命滅之王アバドン【思考加速・万能感知・魔王覇気・魔法支配・時空間支配・次元破断・限界突破・次元断層防御領域・生命維持】
時空間支配に魔法支配…?
それに、生命維持って…。
あなた…ありがとうな。
このチャンス、無駄にしない。
カレラ
カレラ
【転移魔法】
私は迷宮に転移した。
ラミリス
ラミリス
カレラ?!
どうしたの?!
確か、エルドラドに行ってたはずじゃ…。
ディアブロ
ディアブロ
おめおめと逃げ帰って来たのですか?
カレラ
カレラ
悪く言えばそうだな。
ミリム様の領地とエルドラドに出向いた軍は壊滅だ…。
白氷竜にみんな凍らされ、氷像になった。
ミリム様の四天王も、あなたもアゲーラ達もだ。
テスタロッサ
テスタロッサ
じゃあ、なんで貴女は助かったの?
カレラ
カレラ
あなたが庇ってくれた。
それに、あなたが凍る前に私に自身のスキルの半分を分け与えてくれた。
そのスキルのお陰で助かった。
ラミリス
ラミリス
あなたちゃんまで氷像になったの?!
治療の要が…。
紅丸
紅丸
まずいな…。
カレラ、詳しく聞かせてくれ。
カレラ
カレラ
勿論だ。

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