第13話

💣
528
2018/05/09 14:01
ただいま試合中。
試合には全員出るんだけど

主の人(ほぼ常に出てる人、レギュラー)は

ほぼずっとだから大変なんだ。






ちなみに私、そのレギュラーの1人。
カンナ
カンナ
あなた!



周りに敵が三人も居て、動けないカンナ。
私にパスを回す事にしたらしい。



すぐに勢い良くボールが飛んでくる。









それをキャッチしてドリブルでゴールまで行く。
イケメンさん
頑張れッ!!
二階のベンチから声が聞こえた。

あの人の声だ_。








と、相手が回りにやってくる。
イケメンさん
シュート!
ベンチからそう叫ぶ。



こんな距離で?






















あの人は三点シュートが上手い。

だから外さないかもしれない。


でも私は外すかもしれないんだよ?
イケメンさん
ミスしてもいいよ、頑張って!




私はその人の言葉を信じる事にした。







ボールを投げる。









“スパッ”





ボールが入った。























私、決められたんだ!






『うぉぉぉぉぉ!!!!!』

色々な場所から声が上がる。
カンナ
カンナ
やったねあなた!すごいよ!
ユミ
その調子で頑張ろ☆
先輩たちに励まされて頷く。












あの人の方を見る。


《グッド》

親指を立ててにっこり笑ってる。






《グッド》








私も親指を立ててにっこり笑い返した。

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