今日は全クラスでの合同授業の日。
皆単元自体は一緒で、問題の難易度が異なるだけなので、合同でもあまり支障は無い…。
だが、
クラスとして1番下であるEクラスとRクラスの差は激しい。
前話でも紹介した通り、Rクラスは優秀だが問題児ばかり、そしてEクラスは、真面目だが才能がなく、昇格出来ない者達。
そんなEクラスは、問題児が多いと噂になっているRクラスを羨ましがっている。
いや、羨ましがっているのだろうか…
この男、幽憂零夜は、Eクラスの生徒の1人。
成績はあまり良くなく、運動も愚か、魔法すらまともに操れないと言う。
その代わり呪霊を操るのに特化したという特殊な生徒。
だが此処は魔法学園。呪力、霊力にいくら特化したと言っても魔力がなければ昇格は難しい。
せめて、魔力と霊力を両立出来たら良かったんだろうが。
さて、他のEクラスの生徒も見てみようか
彼女はソイヒ・レーユウ
幼き頃、住んでいた村をゾンビに襲われ唯一生き残った者。だが彼女自身ゾンビに感染されている為顔半分が腐食されている。
Eクラスのムードメーカーで、魔力は相当あるらしいが、扱い方を知らない(脳が半分腐っている)為昇格出来ていない。
彼女はゾンビに襲われた後、この学園の学園長に拾われたという。
この2名は、何かチャンスがあれば何時だって昇格出来る人物だ。
このような生徒達を昇格させてあげるためにも、合同授業は大切なのだという。
声をかけたのはカルド・ネルソン
この学園の実力派講師。
そしてその隣にいるのは…。
オレンジ髪の眼鏡教師。
彼はEクラスの教師であり、優秀な魔法士なのだ。
その実力はまだ詳しくは明かされておらず、今年から入ってきた教師な為Rクラスはあまり認識していない、あくまで紳士な魔法士、という印象でしかない。
そして彼は……。
━━━━━━の弟なのだ。
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!