コンビニに着いた。
店員『いっらしゃいませ。』
カゴを持って、
飲み物のところに一直線に向かった。
2Lの水を3本カゴに入れて、
おにぎりとサンドイッチ、ヨーグルトを1個づつカゴに入れて、
レジに行き
お会計を済ませた。
店員さんに水持って帰れます?って感じの目で見られたけど、
そんなこと気にしなかった。
私に水がなければ生きてけないから
この水の重さなんてどうとも思わなかった。
宿舎に帰る道が…ほんとに嫌だった。
このままどっかに消えてしまいたい。
逃げたい…やめたい。
そう思ってしまう。
だけどここで逃げたら私が負けたことになる。
我慢してきたことが水の泡だ。
それだけは絶対に嫌だ。
私は、嫌な気持ちを押し潰して、宿舎に向かった。
玄関の前で、心を落ち着かせて、扉に手をかけた。
その時、
ガチャン
玄関の扉を開けようとしても、開かない。
え、なんで?
引きの扉
え?開かない。
ガチャン
ガチャン
ガチャン
ドンドンドン
ドアを叩いて叫んでみる
ドンドンドン
外はやめて。
虫もいるし、暗いし怖いのに。
どうしよう…手足が震えてきて
冷や汗かいてきた。
ほんとに、怖いんだって、
メンバー全員知ってるはず……
忘れてるのかな。でも、ダメだ……
昔学校でいじめられてて、学校の体育館倉庫に閉じ込められた。
人通りが少なくて、防音で、真っ暗で、1人で、
そこから暗闇がダメになった。
怖くて怖くて仕方がない。
開けて…
ドンドンドン
意識が朦朧としてきて、呼吸も乱れて、足に力が入らなくなって、座り込んでしまった…
その時
ガチャ
扉が開いた音が聞こえた。
視界がぼやけて、顔が見えないけど、ドギョムの声だった。
私はここで意識が途切れた。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。