君子の九思
案内されたのは、とても大きい図書館。
それこそ数え切れないほど並ぶ本棚の中にずらりと本が並べられている。
...ここで本を読めたらいいなあ。
レミリアって人、霊夢の友人みたいだし。信用できるかもしれない
ちゃんとどんな人...いや吸血鬼かわかったらここの本を読んでもいいか聞こうかな
声を張り上げるレミリアさん。
この小さい体のどこからこんなに大きい声が出るんだろう。
待って待って一気に二人も来るなんて聞いてないって!!!
反射的にレミリアさんの後ろに隠れる。
けどだめだ。全ッ然体隠れてない
もうほぼ自暴自棄である。
だってしょうがなくない?
死んだかと思えば『幻想入り』とか言われて、すごい魔力がでてるとかなんとかで図書館に連れてこられて二人(多分初対面)の人と同時に喋らなきゃいけないわけですよ。
いじめられてきた虐待児のコミュ障具合を舐めるなよ(?)
...名前、教えてくれるんだ。
あんな失礼な態度とったのに
この人は...?
気まずい。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。