Liura視点
それは、夏の日の夜だった。
ただ、ちょっと蒸し暑くて、
寝室のドアを開けて、
星空を眺めていた。
風が冷たくて、気持ちよかった。
その時だった。
彼が、家に来たのは。
彼は、宙に居たが、俺を見つけると
こちら側へ来た。
ふわりと、音を立てずに着地した。
それが、どこか綺麗だった。
肌は白くて、透明なようで。
指先は長く、顔は整っている。
身長が高くて、スーツのような衣装が、
とても似合っていた。
その仕草も、声音も、髪色も。
凄く、惹きつけられる。
俺は見惚れていた。
そう、俺の耳元で囁く。
咄嗟に、変な声が出てしまった…
彼は、俺の顎を少し上に上げて、顔を近づけて言った。
そう言うと、彼はにっこりと微笑んだ
彼が、俺をからかってくる所も、
距離感わからない所も、
好き…
え???
は??
まだ!なにも!知らないのに⁉
初対面‼
誰かも分からんし、謎だし…
嘘でしょ…?
…………とりあえず、相手のこと知ろう…
じゃないとわかんないし…
彼は突然、俺の頬にキスをした。
俺は、パジャマのボタンを2つ程外して、上を少しだけ脱いだ
主『説明しよう!』
『吸血鬼が血を吸った際は、主に2つのパターンに分けられる。』
『1.何も感じない 2.採血くらいの痛みがある』
『だがしかし、例外だってある。それが、りうらくんの症状。』
『快楽に変わる。』
『これは、5000年に一人いたら運が良いというくらい、低確率な人種。』
『さらに、そんな人のため、その人の血は格別に美味しい。』
『そのため、狙うものも増える。どこにつくかは、本人が決めなければならない。』
『しかし、もし、誰かと契約を交わしていた場合は、その者の元へ行かなくてはならない。』
こうして、なぜだか、ないこさんの家に泊まることに。
主『変な感じでごめん んじゃ』
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。