あれからというものの教室に着くと私たちが一番乗りだった
大平くん曰くいっつもいちばん早いんだそう
逆に1番遅いのは木全君らしい
意外だね
そう大平くんに言うと
だそう()
席につくと荷物を置いた大平くんが河野くんの席に座って
くるっと私の方を向いておしゃべりタイムが始まった
純粋に喜んでいる2人をみて何故か母性が溢れる
景瑚くんもヒモ男みたいな見た目だけど
おちゃめで凄く可愛い人だった
純喜くんも棒みたいに細いくせに……
そうやって力むとすごい高さの力こぶが純喜くんの腕に現れた
お父さんみたいな奨くんと話していると
祥生のバイクとはまた違った重低音が響いた
少し経つと風のせいで乱れた髪の毛のままの木全くんが
教室に現れた
祥生が言うように木全くんは
大人しいタイプでは無いかもしれない











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!