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第132話

132.XXXしよ?🩷❤️
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2026/03/14 18:42 更新











自分は泣かせたかった























あいつの泣き顔を見たかった


























あいつは、赤ちゃんみたいにわんわん泣いて
抱っこしないと泣き止まないそんな奴だった。






























俺の膝の上に躊躇なく乗って








そのやり方は俺が思春期になっても変わらないままで。








































俺があやしてくれるのを静かに待ってる


























そうやって女みてぇな泣き方して…


































夕くん
「兄ちゃん、隣の席の莉玖くんが俺の事可愛いって言ってきたぁ…」









健土
「それ褒め言葉じゃねーの?良かったじゃん」









夕くん
「やーだ、俺はかっこいいって言って欲しいのー」







健土
「あーな、かっこいいかまあ夕はもう高校生だもんなピッカピカの1年生だもんな」









夕くん
「んーぅ…兄ちゃんまで俺の事可愛いって思ってるんでしょ?なんでやだ…兄ちゃんはかっこいいって思っててよ…うっ…泣」






健土
「え?泣く?ここで?夕?」








俺の後ろに立って首にギューって抱きついてる夕

















そもそも俺は今、椅子に座ってる





















そうここは、2年生の教室



























夕くん
「泣いちゃうよ…泣くから抱っこ…してぇ?」






健土
「夕、昼休み終わるからいい加減帰れ、あと少しは人の目気にしろ、な?抱っこは出来ません!以上!帰れ!」









怜芽
「あれ?健土の弟?また遊びきたのー??」







夕くん
「ん。兄ちゃんの友達…俺…人見知り…だからサヨナラ…」










トタタッ…

















怜芽
「相変わらず逃げ足はぇー、人見知りとか言っていつも逃げんのまじ可愛いよなぁ…俺夕くんでも良いかも」








健土
「こら、それはダメ…怜芽馬鹿なこと言うな…授業始まるって」


















そういっていつもの如く友達を追い払うんだ
























夕を"ただの弟"とは思っていないからだよ?

















だからこんな行動とってるんだよ


























だからさ夕…



















お願い



















XXXしよ?



































学校も終わって部活動、もちろん部活でも夕が近くにいる









俺はバスケ部キャプテン、やっぱり背が高いので一目置かれててキャプテンに抜擢されたけど中々部員をまとめるのが大変。

















健土
「今日は来週の練習試合の為にチーム組んでやります!Aチームは〜」










30人くらいいる中の輪の中からすぐ夕を見つけた、今の季節は秋始まったくらいだけど夕は極端に寒がりなのでジャージ上下着ている、ちなみに萌え袖。














もっといえばそれは俺のジャージ





よく間違えて着ているようだ、だがまずもってサイズから違うから何でだろってなるけど毎度の事だからもう気にしていないし、なんなら夕の残り香が服に着くからそれはそれで俺のご褒美みたいなもんかも
























自分、キモイな…









チームはわざと夕と自分をチーム別にした



















別にした事を発表すると案の定分かりやすく拗ねて少し不貞腐れている。




























健土
「じゃあチーム別でまとまって10分間チーム作戦にとりかかろう、はいじゃースタート!」









チーム別に別れる瞬間、みんな立ち上がりそれぞれチームで別れ始めた。






















夕くん
「やだ、にぃに…と一緒がいい…」












いつのまに後ろに来たのか、、
























俺の服の裾をキュッと掴んで小さい声でボソッといってきた





















健土
「だめ、夕は俺のパスしか取らなくなるから練習にならない…それじゃインターハイ出させないから」











俺らはインターハイという舞台で1位を取る事を前提にしている。












いくら可愛い弟でもそれはキャプテンとして許さない






















夕くん
「にぃに…俺の事…」









最後まで言わない代わりに俺の腰に1分くらいギューって抱きつく。

















猫みたいで、分かりやすくて可愛いい
















チーム別の作戦もしていざ練習に入る。

































部活をしている時の夕は、前髪をいつもちょんまげ風にしてる、何でそんなするんだ?と昔聞いたことがある。















返ってきた言葉は『こうしたら兄ちゃんがよく見えるから』らしくて不覚にもキュンってした。





















ほら今日もおでこが見えてる、つやつやなおでこ













背が小さくてもそれをあえて武器にして、ちょこまかと動き回りジャンプ力も高く、ジャンプした際にチラリズムするみだらな腹筋から普段も筋トレを欠かさずやっているのがよく伝わる。




















見すぎ…てしまう…こうやってベンチに座っていたら


















ゴール決めたら真っ先に他の奴らとハイタッチしたり、頭ぽんぽんされて嬉しそうにはにかんでるの、少しクソッッ…ってなる…きっと俺は心が狭い…

























それを夕には知られたくない






















夕はその後すぐに俺の方に視線を向けて、目が細くなるまで笑う




















うん、好き
















その笑顔で世界も救えるってそのくらい思うから、実にファンタジーなブラコンである。





























部活も終わり、自宅までの道のり























夕くん
「あのね兄ちゃん、もうすぐハロウィンでしょ?」







健土
「うん…?…なに…?」













夕くん
「ハロウィンパーティーをしようって友達と言ってて、仮装…しようって話なんだけど…」







健土
「へ〜いいじゃん…何着んの?」










夕くん
「(ごにょごにょ…)な…んだけど」






健土
「ん?ごめん、なんて?」









よく聞き取れなくて夕を見つめたら既にこっち向いてて、思わず目線を逸らした。

















夕くん
「にぃに…こっち向いて?」






健土
「ふぇ…っ?…うん…」






















この甘い誘い受けが例え無自覚だとしても、俺には耐えられない



















可愛すぎてたまらない






















夕くん
「俺ね…メイド服を着るんだ…」







え?












健土
「は?夕…それ女子が着る物じゃ?」








夕くん
「そうだと思うんだけど…なんか友達みんなこれ着ろってうるさくて…」









健土
「ぜーーーったいダメ!俺が却下する、てかまず夕そいつらと遊ぶな、俺が許さないから!!!」







夕くん
「え?でももう洋服頼んだし…友達も楽しみにしてるって…」





健土
「キャンセルしなさい」













夕くん
「……わかった」














ムスッとしてたけど、ほっぺも膨らまして分かりやすい態度取ってたけど…仕方ないんだ



























きっとその"お友達"とやらは夕の足も腕も色気があり、濃蜜でしたたかで…可愛らしいのを知ってて、わざとメイド服を着させて…"自分たちが"楽しむ気だ




























そんな風にされると思っていないであろう夕にとってはただ友達との予定をドタキャンする事になるのだから寂しいだろうな。

























でも大切な夕をそんな風な扱いして欲しくないんだ



































そうして月日は流れ…ハロウィン当日になった

















たまたま学校もおやすみの日曜日。























夕くん
「にいちゃ…見てこれ」







健土
「えっ!?ちょ…」











バタバタバタ…






















部屋をノックされ開けてみたら、そこにはメイド服姿の夕が…


































思わず自分の部屋に招き入れた、その細い手首を掴んだままで。
































夕くん
「んっ…いたっ…」








健土
「な、何考えてんだよ!!!夕…家族に見られたら」











夕くん
「い、痛いっ…兄ちゃん痛いっ…」



















手首を掴んでた手、自然と強く握っていたみたいで…すぐに緩めながら離した。























健土
「わりっ…でも夕今すぐそれ…脱いで」










ブンブン、首を横に振る




























カチューシャまで付けて、肌がそんな見え隠れするなんて…良かったこんなの他の奴らに見せたら夕は…きっと…














夕くん
「やだ、兄ちゃんには誰よりも見て欲しかった…から…沢山見て?お兄ちゃん…」





















いつもよりも頬が赤らめている弟


















部屋には2人きり

















ちなみに親は今不在中























絶好のチャンス




























健土
「ダメだ…夕が脱がないなら俺が…」







俺が?


















夕くん
「え…っ!?…兄ちゃ…ッッ…は…ずかしぃ…」






















"恥ずかしい"とか声に出すから俺まで硬直してしまった



































今俺何しようとした?



























自分の両手は、夕のメイド服のボタンを2、3個外していた、いとも簡単に夕の肩があらわになった。



























健土
「あ…じ…自分で脱げたな、そうだそうだ…ほら早く脱いでこい…な?…うん」


















舌が回らない
























はだけただけなのに、夕の肩なんて…チラッと見えた胸なんて…そんな事で動揺してるなんて…




























目が合わせられない



















俺…今の状態やばい…























下半身がドクドクと脈打ってんのが伝わってきて、夕に背を向けた







































どんどん反応している、俺のアレ
























静まることない…きっと…欲を吐き出したい


























夕…お願い…早く出てって

































夕くん
「俺…兄ちゃんが…好きだよ」








健土
「!!!????」























弟は小さい

















あまりにも小さい

























俺の背中にギューって抱きついてきた

















背中越しに温もりが感じてきて、それだけで愛おしい




























健土
「夕…あの…俺は夕のお兄ちゃんだから…それは」











夕くん
「知ってるよ…知ってるもん…ッ…しっ…うっ…そんな事最初から…泣」
















健土
「うん…だから…付き合えないんだ…ごめん」











夕はたった16年しかまだ生きてない



















その16年の間でただ夕の中の1番が俺だっただけ






















産まれた時から今まで俺しか視界に見えてなかっただけだ。





































夕くん
「そんな見返り要らないから、兄ちゃんを好きでいちゃダメなの?」










声が涙声に変わっていた
















泣くのをグッと堪えている

















そんな気がした。



















"これからも好きでいていいですか?"














これまで数回…言われてきたセリフ。





























好きでいてくれるって事は、俺がその人の心の中心に居続けるって事。





























その人をいつまでも自由には出来ないって事。







































健土
「ごめん…俺は夕の事好きじゃない」











咄嗟に出た言葉、嘘


































強く抱きしめられていた手が腰からいなくなる






































夕くん
「うそ…兄ちゃんは絶対俺の事…」







健土
「好きじゃないって…早く出てけよ…」







いつかはこうやってトドメを刺さないとって思っていたから丁度いい機会だった。























うん






















これでいいんだ


























夕が何も言わずに出ていったドアの閉まる音を聞いた瞬間、膝からガクンッと崩れ落ちた。













































頬には涙が滴り落ちてくるし、、もう戻れない



























怜芽
「あれ?ここんとこ弟くん来ないねー??どしてぇ?」







健土
「んー次の期末テストで忙しいんじゃね?」







怜芽
「あ…そう?てか健土なんか体調悪いんか?大丈夫??」








健土
「うん、平気大丈夫…ありがとう」






















あれから2ヶ月近くたった、家族の前では普段通りを頑張って装っているけど、学校や部活、登下校もお互い違う友達と過ごすことが多くなった。























これでいいんだを心の中で何回唱えたんだろう






















今でも家で夕とすれ違う度に胸が締め付けられるよ。

































……てか今日は確かになんか…ダルいなぁ


















健土
「ごめん…怜芽やっぱ俺…キツイかも」











怜芽
「保健室行くぞ、ほら肩貸すから…」











朦朧とした意識の中、怜芽に付き添ってもらい保健室に着いた。


















着いた途端そこからはあまり記憶が無い






























健土
「ん…ぅ…」









目が覚めた…



















俺はあれから寝ていたのか…



























夕くん
「にいちゃ…泣…うっ…にいちゃ…泣」








健土
「え?夕…??」









夕くん
「兄ちゃん…熱あんじゃん…ごめんね気づいてやれなくて…うっ…ごめんね?ごめん…」








健土
「夕…そんな泣くなって…ゴホッゴホッ…な…」




夕くん
「にいちゃ…うっ…っ…ごめんね…」





いまだに咳き込んだ俺の背中をトントンと優しく叩いて抱きしめてくれた。




























久しぶりの夕の温もりが居心地良くて、、





















俺まだ熱あるみたいだ
























健土
「夕…もっと…おいで?」






夕くん
「え?」








健土
「夕…なんか冷たくて気持ちいい…」








夕くん
「ん…あっ…にいちゃ」








夕を抱き上げて俺の上に跨がせた。






















もっと…なんか…吸収したいというか




















なんか…もっと…近くに




















健土
「夕…兄ちゃんでごめん…兄ちゃんじゃなかったら良かったんだよな…兄ちゃんじゃなかったら俺を」









夕くん
「兄ちゃん…?」









健土
「夕…の"恋人"になりたかった…なりたかったよ夕…」









健土
「夕…好きだよ…大好きだよ」










熱で身体がまだ籠っていて、自分の口がなんて言ってるのかさえも…ぼんやりしか覚えれない




































ただ。なんだか。


































今は抱きしめているって事だけは分かる。















それだけはなんか分かって、顔がふにゃって喜んでしまう

























今嬉しいんだ自分…きっと




























夕くん
「兄ちゃん…兄ちゃん…俺も好きだよ」










健土
「兄ちゃんじゃないよ…健土でいいよ…夕…ゆ…」









夕くん
「け、けん…あー兄ちゃん…ッ…にいちゃ!!!!」




























健土
「あっ…れ…俺…」








いつのまに家に帰ってる?















ここは俺の部屋だ




























俺の手をギュッて繋いでくれてる夕が視界に入って思わず後ずさりする


















健土
「ひゃっ!!!ゆ、ゆう…!!!」









夕くん
「あ…起きた?熱は…下がったかな?」






健土
「下がったぽいな…ありがとう…ここまで連れてきてくれたのか?俺…保健室にいた気が…」










夕くん
「また意識遠のいたから慌てて兄ちゃんのケータイから木瀬さんにかけて二人で連れて帰ってきたんだよ…ほんとに心配したんだから」
※木瀬さんはその後帰りました(省略)









健土
「そっか…ありがとう…久しぶりだな…そのこうやって話すの…」










夕くん
「うん…」



















なんか気まずい



























夕くん
「保健室で話したこと覚えてる?」









健土
「え?はなし…話たっけ?え…」











熱で身体が火照ってどうしようもなくて…夕と何話したんだっけ?



























夕くん
「兄ちゃんが思い出せないなら教えてあげる」









健土
「?…うん…教えて…ほし」






夕くん
「兄ちゃんじゃなかったら良かった、恋人になりたかった、夕のことが好き…だって」









健土
「はあ?言ってないし…そんな…一言も…」







その時脳裏をかすめてくる自分の声
















"夕…の"恋人"になりたかった…なりたかったよ夕…"






















健土
「……うわぁぁぁ…はずっ…い、言ったかも…でもあれは」












夕くん
「俺ね、本当はちゃんと女子を好きになれるのかも?とか他の男子でも恋に落ちるのかも?とか色々考えたよ、兄ちゃんを忘れる努力だって何回もした…」














夕が両手で俺の胸ぐらを掴んできた














夕くん
「それでも兄ちゃんが俺の好きな人なんだよ…兄ちゃんしかいないの…兄ちゃんしかダメなの…兄ちゃんが好きなんだって!!!!にいちゃ…んッ...///」













夕の目がうるっとしてて、俺の大好きな泣きそうな顔///


















健土
「……ッ♡♡」








健土
「今更、他のやつに渡さねーよ、そこまで言うなら"兄ちゃん"の俺も"健土"の俺もどっちも愛せよ…馬鹿やろ…」














グイッ…























健土
「好きだよ…夕」













夕くん
「…あっ…兄ちゃッ…♡」











ずっとしたかった































夕の唇を俺のものに




























キスしてから2時間後










































夕くん
「兄ちゃん…お風呂一緒に入らない?」








健土
「ダメだ、健全な高校1年生だからそこは慎まないと」










夕くん
「キスは良いのに?…じゃあXXXは?」










健土
「なっ!!!!それは…夕がもうちょーーーーっと大人のお勉強してからだな」








夕くん
「え?もうしたよ、穴を解すのなんて何回も…」










健土
「ちょっ!!!!夕!???」











夕くん
「ごめっ…兄ちゃんには刺激が強すぎたね?笑」









健土
「そうじゃない、何で玩具(大人のおもちゃ)でしてんだよ……多分…俺の指じゃないと満足させれねーだろ?」












夕くん
「うわあああそんな言うなら今すぐしてよ…」









健土
「お預け笑……今日は夕と付き合った記念日だからそれを大事にしたいんだ…だからな?…俺しか見ちゃダメだぞ?ゆーう…♡♡」

















夕くん
「はいっ♡♡笑」





























いつかそのお預けのXXX


























できたらいいな…♡♡






























END









今回の小説で特に気をつけたのは、言葉選びを大切にしました。
いつもとは違った感じの作風に仕上げたつもりですけど伝わったかな?🥹

とにかく宇佐美さんは、感情が鈍い・愛情表現苦手・時々支配欲出る・熱出たら自分の欲は丸裸みたいなのを性格にしました笑

夕くんは、とにかく可愛い・小さい・愛情表現多い・兄ちゃん溺愛・少し誘い受けかます・人見知り発動ありにしました。





小説書く時こうやってこと細く考えるのを大切に書いてます🙂‍↕️久しぶりに長編楽しかった笑






ハロウィン過ぎちゃったことは、申し訳ない💦すみません。



候補はメイド服以外にも沢山ありましたが、夕くんに着せるなら…を大前提に考えた結果そこまでエロさはないけど、足はめっちゃ見えるので、そんでもってボタン付きだと脱がせやすいかもな…とかそんな事でメイド服にしました。



ちなみにメイド服 コスプレと検索して何度も画像を見てこうする?あーする?と想像膨らませました笑








沢山見てくれたら嬉しいです。



あ、ここだけの話。
宇佐美さん、メイド服姿の夕くんの事本気で可愛いって思ってたそうです


ほなまた✋






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