第3話

___2
963
2019/02/11 04:07 更新
授業に向かう途中⋯⋯壁に貼られた沢山のポスターを見た。


それはサークルの募集のポスターだった。


色々なサークルのポスターが貼られていて見た感じちょっと見にくい中、私は1つのポスターに注目した。
あなた
ボランティアサークル……
ボランティアサークルのポスターは端に貼られていて他のサークルよりは目立ってないし、よく私も見つけられたなと自分に感心している笑
あなた
ちょっと見学に行ってみようかな。
席につくと


隣には見覚えのある奴。でも私はあえて気づかないフリをした。

すると
ウォヌ
ウォヌ
今日もよろしくな。
私はその一言で理解できた。
あなた
嫌です。
ウォヌ
ウォヌ
なんで、
あなた
自分のノートは自分で書いてください。
ウォヌ
ウォヌ
ノート持ってきてない。
あなた
じゃあ今すぐ帰ってください。
ノート持ってきてないなんて、この人ちょっと大丈夫かな。
ウォヌ
ウォヌ
言うこと1つ聞いてやる。
あなた
別に頼み事なら他に……
あ、いないんだった。


まだ大学内で先生以外こいつとしか話してなかったんだ。
ウォヌ
ウォヌ
ふっ、いないのかよ笑
あなた
い、いや!いますから。
あなた
あなただって他にいますよね?いるんだったら私じゃな……
ウォヌ
ウォヌ
ウォヌって呼んでよ。
あなた
なんでですか?私別にあな……ウォヌさんと仲良くなるつもりないので。
ウォヌ
ウォヌ
俺、お前としかまだ話したことない。
そう言うとにやりと笑うその人。


嘘つけ、絶対私以外に話してるやついるだろ。
あなた
あーそうですか。
ウォヌ
ウォヌ
絶対信じてないでしょ
あなた
はい。
でもな…こいつとしかまだ話したことないし人間関係に進展が1つもありゃしない。


1つ言う事聞いてくれるって言ってたし
なぜかちょっと寂しそうにうつむくそいつ。
あなた
はぁ……分かりましたって。ノート見せれば言うこと1つ聞いてくれるんですよね?
ウォヌ
ウォヌ
あと俺と友達になってくれたら
あなた
そんなの聞いてません。
ウォヌ
ウォヌ
じゃあ言うこと聞かない。
あなた
わかりましたって!
ウォヌ
ウォヌ
よし、今日から俺とお前は友達な。あと敬語禁止、俺のことウォヌって呼ぶ事あ、あとお前名前は?
あなた
あなたです…
なんで言うこと聞いてもらう側の私があいつの指示に従わないといけないのか不思議で仕方がない。
ウォヌ
ウォヌ
分かった、あなたな。んで、言うこと聞いてやるけど何にする?
あなた
えっと、それはね………








私は少し予感してた。

なんかウォヌ……まだ呼び慣れないけどウォヌとの出会いで変われるんじゃないかって。

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