授業に向かう途中⋯⋯壁に貼られた沢山のポスターを見た。
それはサークルの募集のポスターだった。
色々なサークルのポスターが貼られていて見た感じちょっと見にくい中、私は1つのポスターに注目した。
ボランティアサークルのポスターは端に貼られていて他のサークルよりは目立ってないし、よく私も見つけられたなと自分に感心している笑
席につくと
隣には見覚えのある奴。でも私はあえて気づかないフリをした。
すると
私はその一言で理解できた。
ノート持ってきてないなんて、この人ちょっと大丈夫かな。
あ、いないんだった。
まだ大学内で先生以外こいつとしか話してなかったんだ。
そう言うとにやりと笑うその人。
嘘つけ、絶対私以外に話してるやついるだろ。
でもな…こいつとしかまだ話したことないし人間関係に進展が1つもありゃしない。
1つ言う事聞いてくれるって言ってたし
なぜかちょっと寂しそうにうつむくそいつ。
なんで言うこと聞いてもらう側の私があいつの指示に従わないといけないのか不思議で仕方がない。
私は少し予感してた。
なんかウォヌ……まだ呼び慣れないけどウォヌとの出会いで変われるんじゃないかって。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。