今、大学生だ。
ほんとは大学なんて行く予定なんかなかったけど、ふいにテレビの中で働く人みたいになりたいと憧れるようになった。
そんなテレビ関係の仕事を学べる専門的な大学に入学して今は一人暮らしだ。
最初はリサにも大反対された。
リサも応援してくれた。だからもう心配ない…………
いや、話しかけられなかったわけじゃない。
1人私に話しかけてきた奴がいた。
でもそいつは論外。
授業の席が後ろでそいつは私の隣だった。
そいつは授業中なのに寝てるので今のところ1つも喋らなかったけどそこまでは良かった。でもその時
今、呼ばれた気がしたけど自分じゃないかなと思ってスルーした。
驚いてつい大きい声を出してしまった。
もちろん皆後ろ向くので軽く皆に謝った。
その人が指差すのは机に置いていた教材。
教材をどけ、再びノートに板書する。
そう言ってまた寝始めるその人。
その時、は?って思ったよね。
いや、普通に思うよね?!
だってさっきノート書く時邪魔だから教材どけろってって言ってきたくせに授業終わったらノート見せろなんて。
そう言ってその人の近くにドンッと教材を置いた。
その人は教材を置かれた事に気付いたが何の反応も見せなく寝ている。
私から見えている後頭部を一発叩いてやりたかったがその怒りを抑えて何とか授業が終わった。
授業が終わっても寝続けているその人。
流石にやばいと思ってその人を起こす。
寝ながら顔も上げずに話すその人に流石にブチ切れたて自分のスマホで板書したノートを撮って私のノートを渡した。
そう言ってこの場から出ていこうとしたら
チョンウォヌというのは多分その人の事だろう。
名前なんて聞いたってこの先会うこともないと思うし別にこんな人と友達になんてなりたくない。他に私に話しかけてくれる人ぐらいいるだろうし。
私は名前を伝えずに次の授業に向かった。
でもその日話した人はチョンウォヌっていう人だけだった。
嫌でも友達になっておくべきだった?いや、絶対無理。
あ、でも知らない間にジフン君の家督のアカウント消えてたかも。
リサ……絶対ジフン君の事忘れられてないな。
私達色々と大変だ……
そう思う先にスニョンの事を考えてしまう。
考えちゃだめなのに。
考えたら苦しくなるのにいつも私の頭の中にはスニョンがいるんだ。
そう言って部屋の明かりを消した。













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!