私たち2人はとある部屋へと案内された
そこには2つのボタンが
そのためのボタンか
いつもの車掌さんとは違う別の人が憑依したように恐ろしかった
選択。人生は数多くの選択をして進んでいく
例え、選択という行為がトラウマになったとしても
いつもの車掌さんだ
どうやら罪を犯したが改心して人のために行動していた行為が評価され、やり直しのチャンスが与えられたらしい
人の思い出と罪を繋ぐ生焉列車。
厳しくも優しい空間
最後の選択は本人がするものだった
2人は誓いの握手をした
部屋の奥にある大きな扉が開いた
彼女は最後に言葉を残すことはなく優しい満ち溢れた笑顔を残して扉の先へと進んでいった
乗客は私しかいないのだから
当然か
電車へ戻り私の記憶を辿る最後の旅が汽笛の音と共に幕を開けた












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。