ある冬の夜の出来事
私はブラック企業に努めており、パワハラ•セクハラは日常茶飯事。
上司からの暴行を喰らっていた。
ー死んでしまいたい
そうとしか思えなかった
とあるBARに入った。そこの雰囲気はとても素敵で大人の空間だった。
とりあえず、とカウンター席に座る
数分後、まるで夕焼けのようなカクテルがでてきた。
夕焼けなんて久しく見ていない。そう思った矢先にある男性に声をかけられた
話しかけて来たのは、薄茶色のくせ毛にきれいな顔をした男性だった。
きれいな名前、
同じことを考えていたことに、嬉しさが湧く。
なんでだろう
彼は呼び捨てで読んできた。
でも悪い気はしない。上司にちゃん付けで呼ばれるよりずっと、
日が明けるまで二人で飲み明かした。
治さんは「送っていくよ」といってくれたがもう会社に行かなくてはならないし、
申し訳ないので丁寧に断った。
そんな会話をして私達は別れた。
また会えますようにと考えてしまった。
それから私はそのBARに週1で通い、治さんとのやり取りも増えた。
それに比例するように笑顔も表情も増えたらしい。
でも、その対比として上司からの暴行やセクハラが増えていった。
このような罵声が増えその後こんな事件が起きた
上司と私が一緒にいるのを社員に見られ、上層部に報告されたらしい
それだけなら良かった、それだけなら
そこからは地獄だった。
殴る蹴るは当たり前、罵声を浴びせ、服を破かれ、
そんな姿をビデオで撮られた。
死のうと思った
それ以外無理だと
さよなら世界
そして私はとある屋上の手すりに手をかけた












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。