手すりに手をかけた瞬間、誰かに手を引っ張られた。
時刻はもう深夜の3時、
私を探す人はいないはず、なら一体誰が
涙がこぼれてきた。こんな私でも心配してくれるんだって。
この人はなんていい人なんだろう
たった半年の仲なのに、こんなにも私を救ってくれる
でも、私に生きる理由なんてない。
生きていいと言われたとしてもこんな世界に居たくない。
孤独のまま生きるのは苦しい
言おうとしてたことを言われる
ギュッ
私が仕事の愚痴言ってるときも、彼が過去の話をしているときも
彼は絶対涙を流さなかった。
そんな彼が弱々しい声で泣いている。
生きる意味、、になりたい?
こんな私のために?
なんで、?
彼からの愛情表現で自分の気持ちがわかった
治さんのこと、、
その返事のあとに彼は私の肩を掴み、
唇を交わらせた。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。