前の話
一覧へ
次の話

第11話

9
100
2026/03/07 16:20 更新











さ
さ
 ねえ
 今日 一緒に帰れないわ ごめん 
あなた
 え 、あおっけー 
あなた
 えー なんか寂しい 
 何かあるの?
さ
さ
 親の手伝いしなきゃでさ … 
あなた
 はーい
 がんばってね 




 今日 、さとみくんは 一緒に帰れないらしい
 




 親が心配するから 親には内緒にしとこう …!












あなた
 ( てか 高校生にもなって
 夜遅くに女の子が出歩くと危ないって …) 
あなた
 過保護だなぁ …… 




















 






























 
さ
さ
 じゃあまたな 
あなた
 はーい 



 今日は特に予定とかないし、
 ショッピングとか行こっかな〜











あなた
 …って あぁっ!?!? 
あなた
 英語のワーク 提出行かなきゃ... 






 既に延期してもらってるのに 伸ばす訳には...!






 


























 コンコン 🚪 




あなた
 失礼しまーす ... 
あなた
 〇〇先生 ...
 すみません .. 遅れてしまって ... 
先生
 もー あなたの名字さん
 次から 気をつけてくださいねー 
あなた
 はい ... 
あなた
 では 失礼しましたー 




 ふぅ ... 説教回避〜!



 次こそ 校門通過するぞ ...!! 


















 17時 。

 夕日に照らされる校舎は 、
 部活のない日の 下校時刻をとっくに過ぎて、
 全く 人気がない 。











 
あなた
 この学校 ... 
あなた
 意外と 風情あるじゃーん ...! 




 嫌いだったわけじゃないけど、
 学校を 好きになれた気がする ...!











あなた
 ...ん? 


 あれ ...
 最終下校時刻過ぎてるのに まだ人いる ... 



あなた
 なにやってんだろ ... 










あなた
 見てみよっっ 







 好奇心に負けて 、
 体育館の連絡通路に映る、 ふたつの影に目をやる。













あなた
 ふーん ... 
あなた
 告白かなぁ 



 女の子が 男の子の前で 腰を曲げた。

 手はまっすぐ 男の子の方へ伸びて 。











あなた
 あれ ... っ 


 もっと目を凝らして見てみると、
 男の子の方の影に 見覚えがあることに気づいた。











あなた
 あ .....っ 

















あなた
 あれ さとみくんだ .....っ 




 さすがは イケメン。 モテてるなぁ ...笑笑

 



 ていうか 今日親の手伝いあるとか言ってたよね...
 
 それで 私との下校 拒否ったよね ...









 







 こんなことなら 言ってくれればよかったのに ...
 











 嘘つくまで バレたくなかったのかな ...?

 こんな仲なのに ... 。

 信頼されてないのかな ...
















あなた
 ってなに このモヤモヤ ... 
あなた
 はぁ、 かーえろ。 
 もうあいつなんて知らない ...っ! 





















 てか 嘘つくまででもなくない?

 言ってくれても良くない?

 別に 知られて嫌なことじゃないでしょ

 モテるのは 承知してるし!!




 なんで 教えてくれなかったんだろう って
 頭の中 ぐるぐる回ってる 。



























さ
さ
 ... ちょ、 あなたの下の名前 !?!? 
あなた
 へぁっ!? 






 気がつけば さとみくんが私の手を握っていた。





 ぼーっとしすぎて 気づかなかった ...。






さ
さ
 何してんの!?
 信号赤なのに渡ろうとして ... 
あなた
 ごめん ぼーっとしてた ... 












あなた
 てか そっちこそ 何してんの?
 親の手伝いじゃ なかったっけ? 
さ
さ
 え ... あ、 まぁ ... 
あなた
 私見ちゃったんだよね ... 
あなた
 告白されてたんでしょ? 
 おめでとう。 
さ
さ
 え 、見てたのかよ 
あなた
 わざとじゃないからね!? 
さ
さ
 それは わかってるよ 笑 
あなた
 ... それくらいの事ならさ 






あなた
 下校、拒否る理由 ...
 嘘つかなくても良かったじゃん ... 
さ
さ
 それは ... 
あなた
 私口硬いし 、
 別に バカにしないよ 
あなた
 さとみくんが モテてるのも 知ってる 
あなた
 なのになんで 嘘ついたの ...? 
さ
さ
 ... ごめん。 
さ
さ
 別に あなたの下の名前のこと 信頼してないとかじゃなくて 




さ
さ
 ... 俺が告白されることを
 知って欲しくなくて ..... 
あなた
 なんで 
さ
さ
 ... ごめんそれは 
 今はいえない。 
あなた
 ... わかった。 
あなた
 助けてくれてありがとう。 
















 ... 強く問い詰めちゃったな 。

 嫌われてなければいいな ......... 















プリ小説オーディオドラマ