私は古臭い倉庫のようなとこにいた
ぼんやりした意識の中で私は何とか声を出した
…誰?
オレは黒川イザナ
黒川…イザナ?…ハッ!みんな!!
私は天竺の奴らと戦っていたのを思い出した
その戦いの途中半間にやられたんだ
ここはどこ
半間のやつ、手加減を知らないの?
私は独り言のように呟いた
半間ならそこにいるよ
あははっと笑いながら私の頭を支えていたイザナの手が離れる
1発でぶっ倒れるなんて、まだまだだなぁあなた
私は半間を睨んだ
私に何か用ですか?
私はイザナに尋ねた
ん?ああ、そうだね、用っていうか
片付けてきたよ〜
入口の方から2人入ってきた
ん?誰だ
…
三ツ谷もいたんだー、ラッキーだったよ
後ろからバコーンって
三ツ谷?三ツ谷になにかしたんですか?
ん?片付けた
ニコッと笑ったそいつに私は怒りが湧いてきた。
その子が東卍にいる唯一の女の子なんだってー
ん?この子が?
上から顔を覗き込まれて緊張してしまう
しかも、マイキーの側近なんだって
そんな大した役割は持ってないんですけど
で、なんでそんなやつがここに?
オレが連れてきた
そいつは女だが、確かな戦力になる、そして、マイキーの制御もできる
マイキーの制御?どういうこと…
今の東卍と天竺は合併する、そこで、マイキーがトップをおさめる
あなたも晴れて天竺の仲間入りって訳だ
ピクっ
私は半間を睨んだ
あ”?誰が天竺の仲間入りだ!?
そして、半間の方へ走ろうとした
パシッ
!!
まあ落ち着きなよ
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