──午後15:00
桑原が30分どころか2時間ほどして帰宅してきた
暇そうに寝転がってた西崎が,すぐに体を起こして桑原を見る
呆れ顔で窓の外を見る桑原
2人ともこんなに遅くなることなんか滅多にないとのこと.
武田はメカ好きらしい
そういうところはやっぱり見た目じゃ全然わからないもの.
廊下の1番手前(右側)に位置する部屋を指さす桑原
「わかった」と返事をすると,ニコニコしながら部屋に行く.
…ロリコンか?
一瞬そう思ってしまったが,すぐにその思考を取り払った
せっかく拾ってもらったのにその言葉はないだろう…
とは本人も思っていたがどうしても隠しきれないらしい
バサっとソファに倒れ込むと,間もなくすやすやと寝息をたてる
「寝るの早いな」とは誰もが思うだろう.
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!