【宮舘side】
突如あなたが居なくなって、数ヶ月が経過した。
俺たちSnow Manはそのまま9人で活動している。
本当はあなたもいて、10人揃ってSnow Manだ、と言いたい。
あなたは俺たちの大切な仲間。
なのに、SNSを覗けば、
『やっぱりあなたの名字がいない方がいい』
『9人でいた方が売れる』
『あなたの名字あなたが居なくなってよかった』
と、あなたの脱退を喜ぶ声も多数あった。
俺も、きっと他のみんなも、とても悔しかった。
「女だから」と言わせないために誰よりも努力して、誰よりも苦しんできたあなたがここまで言われるのが、悔しくて仕方ない。
普段湧かない怒りが、自分の中で沸々と煮えたぎっているのがわかる。
他の8人も、怒っていた。
そして、悲しんでいた。
自分達のファンまでもが大切に思う仲間を卑下しているのだから、当然だ。
もちろん、全員ではない。
あなたの脱退を悲しみ、帰りを待つファンもいる。
気にする必要ないってわかってるはずなんだ。
なのに心の奥には分かれない自分がいて、いつまで経ってもくよくよと落ち込んでいる。
俺ももちろん悲しいけど、俺以上に………
下手したらSnow Manで一番悲しんでいる人がいる。
佐久間大介
佐久間は、人一倍あなたのことを気にかけていて、いつだってあなたに一番近かった存在は佐久間だった。
佐久間は、あなたが好きなんだ。
きっと、俺以外の8人も気づいている。
分かりやすいからね笑
だから佐久間がこの世の終わりみたいに辛そうにしているのにも納得する。
日に日に佐久間の明るさが失われていっているのを感じる。
眠れていないのか、顔色だって悪い。
正直、仕事を休んででも寝てほしい。
ちゃんと食事を取れているかも心配だ。
どうやら阿部も気づいていたみたいだ。
まぁ当然だな、あの様子じゃあね。
ということで、阿部と結託して佐久間をどうにかすることになった。
俺は料理を任されたし、雑炊とか作ろうかな。
そうと決まれば、早く買いにいかないと…

朝チェックしたら、ノンジャンル新作ランキングで54位とってました!
いやぁ、驚きました…これも全て読んでくださる皆様のお陰ですね🤗
ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!