第38話

見えないけど
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2026/08/28 14:56 更新
みんな
よっしゃー!
ケロリ
準備(スタンバイ)オーケー!
さぁ!音楽チームと合流よ!
アズ
最後のギャーンが違かったぞ!
クララ
アンドラゴラスだって角度ズレてた!
50度になってた!
リード
あっはは
アズ
なってないわ アホクララ!
変な名前で呼ぶな!
凸凹コンビだなあ笑
リード
いよいよ音楽チームと合同練習かー
サブノック
イルマは上手く弾けるようになっただろうか
クララ
デビ当然!イルマちのピアノ楽しそう!
アズ
素晴らしいに決まっているだろう!
ガチャ
と扉が開いた
入間
お待たせいたしました
え、
みんな
はえっ!?
ジャズ
いっイルマくん!?
その格好は...
入間
常日頃から
その愛らしい笑顔や小鳥のような笑い声に
惹かれていました
可憐で清純で何よりも美しい我々の華...
貴方を想って書いたこの恋文(ラブレター)
受け取って下さい
入間
姐さん...
クララ
ちょっとまったああああ!
状況が読み込めない
余計な状況を持ってこないで欲しい
リードくんのやつだって
混乱してるのに
エリザベッタ
まぁうれしい
入間
ただ受け取るかどうか決めるのは
音楽の後で...まずは...聴いて下さい!
と弾き始める
リリス・カーペットは
1人の美女に多くの男性が求愛する曲
さっきのは一演技と言ったところ?なのかな

求愛のシーンなのに
小さい音
リリスの可憐さが感じる
強かさを持っている
~♪
エリザベッタ
どいて どいて
素敵なのに 美しいのに
ドキドキしないの
エリザベッタ
ああ今日も贈り物の階段と
愛の積もったベットで眠る
エリザベッタ
あぁ もっと もっと
燃えるような
恋がしたい!!!
あなた
ハァ...ハァ...ッ
入間
姐さんこの恋文(ラブレター)
受け取って貰えますか?
エリザベッタ
...いいわ
じゃあ私は 貴方の文字と
恋をするから
貴方とは一生喋らなくなるわ
...それでもいいかしら?
入間
さすがリリス!
クララ
ヒュー!
エリザベッタ
姐さんカッコイイ!
アズ
さすがリリス!
リード
え、だったらラブレター 本物じゃない?
入間
プレゼン用です
あなた
(勝てない...)
勘違いだった
やっぱ...リードくんは姐さんが好き
リード
ね、あなたの下の名前ちゃん
姐さんかっこよかったよね!
あなた
うん、
隠さないと
エリザベッタ
あら、うれしい
姐さんに顎クイをされる
エリザベッタ
あなたの下の名前ちゃんにそう言って
もらえてうれしいわ
あなたの下の名前ちゃんって近くで見ると
ほんとに可愛いわね
肌綺麗、ノーメイクよね?
あなた
あ、えっと...///
女の私でも姐さんの美しさにはやられる
可憐でまさにリリス
リード
ストーーップ!!
エリザベッタ
あら
リード
あなたの下の名前ちゃん大丈夫?
あなた
あ、うん...//
こっちはこっちで目見れない
カルエゴ先生
まあスタートラインに立ったな
エリザベッタ
私...イルマくんとプルソンくんの
曲を聴いて胸が熱くなったの
まるでリリスになったみたいな気持ちよ
エリザベッタ
もっと魅力的に
演じられるようになりたいわ
本当のリリスのように...
十分リリスでは?
ケロリ
もちろん!私がとことん付き合います!
あなたの下の名前さんも手伝ってくれる?
エリザベッタ
ええ
あなた
うん
ケロリ
今日は衣装選びよ
クララ
デビいえーい!
クララ
キレイ デザートみた~い
入間
すごいね
こんなに食べれるのかなあ
アズ
イルマ様食べてはいけません
リード
僕 何でも似合っちゃうから迷っちゃうなー
ジャズ
それは俺のセリフ
服いっぱいある...
私服選ぶのにも手いっぱいになってるのに
こういうの選べない
プルソン・ソイ
なんでこんな...
リード
キまってるじゃーん
ケロリ
「目立たない対策」もバッチリ
神秘の幕(シークレットヴェール)
貴族会(デビラム)で顔出しを拒む貴族が使う
認識阻害魔術を織り込んだ布...
だから誰にも知られずに音楽祭に参加できる
ケロリ
観客からは陽炎みたいに
ユラユラしたものが見えるだけ
その揺れるヴェールから溢れ出す...
黄金の音!まさしく妖精(ピクシー)
ケロリ
音楽祭でのインパクトは絶大
生徒たちに正体はバレないし
リリスの世界観にも合ってる!それに?
入間
あ!これなら
14人で舞台に立てる!
ケロリ
その代わり!正体隠すんだから
最高の演奏お願いしますよ!
プルソンくんは頷いた
ケロリ
それ以外は私に任せて!
美術背景はジャックスタジオに依頼して~
小道具もいっぱ~い
メイクはプロを呼んで...
ジャズ
うちだけ投資金エグそう
アガレス
まぁ制限とかないけど
入間
いっいいのかな
ケロリ
あら ズルいとか思ってます?
ちっともズルくないわ!
知識もお金もコネも
私がこれまで蓄えてきた財産
私の努力の結晶なの
ケロリ
「これまで」の私が培って得たものを
「これから」の私に使って何が悪いの?
納得できる
否定なんかでない
みんな
なるほど~
入間
確かに
ケロリ
使えるものは使わなきゃ
ね...
カルエゴ先生
私を見て言うな
クララ
エギーせんせーも着る~?
たのしいよー!ほらほら~
カルエゴ先生
着んわ!ええい やめんか!
プルソン・ソイ
財産...
ジャズ
おっ 指うずうずすんの?
俺もよくなるよ
リード
じゃあ何か吹いてよ!景気づけに!
みんな
わー!
クララ
いつものやつがいー!
リード
じゃあ妖精(ピクシー)の!
アロケル
妖精(ピクシー)リサイタル
エリザベッタ
是非
プルソン・ソイ
えっと...じゃあ...
と吹き始めた

それから練習をいっぱいした
カルエゴ先生
以上、都合によりプルソン・ソイは
退学のため準備中だ
入間
そんな...
あんな楽しそうに吹いてたのにな
隠密の家系...
入間
プルソンくんは...なんて?
カルエゴ先生
「いいんです」と...
みんな
え...
カルエゴ先生
まあ実際プルソンが抜けたことで
課題のハードルが下がった
貴様らにとってはラッキーだろう
リード
そっ...!そりゃ...!
位階(ランク)だけ見りゃそうだけど!
違うじゃん!
ここまで来てそんなん...っ!
リードくん...
カルエゴ先生
プルソンが抜けたからといって
貴様らまでふ抜けている場合ではない
音楽祭まであと5日
カルエゴ先生
私も貴様らの練習ばかりに構ってられん
...何分今は多忙なのだ
音楽祭の準備と貴様らの指導に加えて
「行方不明」のプルソンを
捜さねばならんのだから
入間
え...?
行方不明?プルソンくんが?
カルエゴ先生
ご実家の方からも
散々聞かれていてな息子が隠れ上手なのは
むしろ喜ぶべきことだろうに
リード
つまり..
ガープ
プルソン殿は...家出中?
ジャズ
魔じか
リード
僕ら余計なこと言ったりしたのかな
カムイ
捜しましょう!
ケロリ
どこを?
エリザベッタ
心配だわ
カルエゴ先生
まぁどこにいるか
大体察しはつくがな
みんな
えっ!?
リード、イルマ
どっどこですか!?
入間
どうしたらいいか迷ってるんだ...
プルソンくんはきっと...
音楽祭に出たくて...
帰ってこいって言われてずっと一人で
迷って迷って消えて
どこにも行けないプルソンくんが
最後に辿り着く 彼の居たい場所...
私達は振り向いた
居るような気がした
入間
...いるよ 見えないけど...
絶対にいる!教室(ここ)に...!
入間
プルソンく~ん!
僕は...っ 僕たちはっ
キミと一緒にっ 音楽祭に出たいよ!
リード
そうだよ そうだよ!
だって超楽しかったじゃん!
あなた
音楽やってるプルソンくん
楽しそうだった
この14人で音楽祭出たいよ
クララ
ハイ!ひとりぼっちはよくない!
アズ
イルマ様と特訓しておきながら辞めるなど
ダメに決まってるだろう!
エリザベッタ
そうよ...! 今回のメインは
あなたと私
レディーを1人にするだなんて
不粋じゃなくて?
アガレス
一人だけサボるのはズルいって
ガープ
拙者達にできることがあれば
何でもするでござるよ!
カムイ
紳士同士 まだまだ話し足りませんな
サブノック
己(うぬ)が主役を譲ったのだ!
カッコよくなくては困る!
アロケル
行動は思考より
欲に忠実なり
ジャズ
俺はお前が来る方に賭けるね
ケロリ
私のステージは「14人」で!
完璧最高なんですよ!
入間
僕たちは練習するよ!
キミの演奏に負けないように!
14人でステージに立つために!
リード
よっし!じゃあ練習だ!
やるぞーッ!
みんな
オオーッ!


時が過ぎ
音楽祭が明日に迫る

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