真夜中
ドアが開ける音と共に僕の部屋に光が入ってきた。
眠い目を擦ってからメガネをかけると
ヘチャンが立っていた。
ヘチャンの頬は涙で濡れていて
ぎゅっと枕を抱きしめていた。
とりあえずヘチャンを
自分のベットに座らせてからそう聞いた。
ゆっくり頷くヘチャンの背中を撫でる
寮まで運転するはずだったヌナが居なくなって
12月白い息をみんなで吐きながら探したんだ。
ヌナの持ち物は靴以外全部あったから
みんな凄い困惑していた
確か、20分くらいみんなで探したかな。
ドヨンイヒョンがあなたの手を引いて帰ってきた
誰よりも心配してたテイリヒョンは凄く怒ってた
真剣な顔をしたヒョンがあなたの手を握った。
そう問うと泣きながら
ヌナは振付師の名前を挙げた。
なのにバカにされて
悔しかったの…
そう目に涙をためヌナはそう言った。
その日はみんなで目を赤くさせ
帰ってきたのを覚えてる
鮮明に覚えているのは
涙を流すヌナをあの日初めて見たからじゃないかな
再び歪んだヘチャンの顔。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。