メイク1)ドヨンさんはあなたさんのこと
忘れちゃったのかな?
メイク2)そうかもね
ほかのメンバーはあんなに引きずって…
ドヨンさんを見習って欲しいよ
部屋に入ろうとドアノブに手をかけた瞬間
そんな会話が耳に入った。
内容は俺がヌナの事を忘れたというものだった。
ドアノブに手をかけたまま
込み上げてくる自分の感情を必死に抑えた
なんで?ヌナを忘れるわけない…
あんなに好きだったヌナを、、、
ドアの前で棒立ちしている僕を
不思議に思ったジョンウが
駆け寄ってくれた。
そう言って僕は人気のない場所を探した
もう泣きたくない。
ヌナのことで涙は流さない
そう決めたのに…
涙がぽた…ぽた…と落ちる。
鏡に映る1人蹲って子供みたいに泣きじゃくる自分の姿はとても情けなかった。
_びくっ
振り向くとジョンウがたっていた
もうそんなこと言わせない!
そう大きな声でいったジョンウ
それが面白くてそしてどこか安心して
吹いてしまった。
ジョンウは本当に優しい。
抜けていて怖がりなところもあるけど
優しくて暖かくて本当にいい人だ。
ジョンウらしくてそうゆう所も
俺は大好きだ
ニコッと笑って
練習室のドアを開けたジョンウ。
俺も帰るかぁ…そう思って立つと
ジョンウがピタリと止まった
そう言ってルンルンで廊下を歩く
ジョンウは可愛らしかった。
今日から俺はヌナ以外の人にも
弱い所を見せる努力をします。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。