あのときと同じ場所、同じ時間帯で
あの人の事を待った
会えるかなんて分からないけど
親しくなりたい一心で
夜こっそりと宿舎を抜けてきた。
背伸びしたりしてキョロキョロ周りを
見渡すけれどあなたの姿は無い
それから僕は30分ほど
真っ暗闇の中あの人を待っていた
今日もスケジュールはぱんぱん
少し寝とかないと体が持たないだろうから
仕方なく帰ることにした。
ぼふっとベットにダイブして目を閉じる。
自分の匂いに包まれて幸せな気持ちになった…
でも、やっぱりヌナが居ないと
どこかまだ寂しい気持ちがある
ヌナと会えなくった日から
あの頃に戻りたいと何度願っただろうか…
不安に押しつぶされそうになって
蹲りヌナの事を毎夜思った。
まだこんな事を言ってる自分に呆れつつも
スマホでその事について調べてみた
「死刑が執行」
ズラーっと並ぶその文字は
僕に現実を打ち付けているようだった
真剣な顔をして僕にそう言った
ヌナを思い出す。
当時ひねくれてた思春期の自分には
どうだっていい言葉だったけど
今になってその言葉の重要さに気づけた
後は…誰に聞こうか
警察の人に…裁判署の職員の方にも聞けるのかな?
それとSMの社員さんとメンバー、、と、。
近くにあったノートをビリッと雑にやぶき
頭に思い浮かんだ人のた前を書いていった。
ヌナの家族にも…と考えていると
ドアがコンコンとノックされた
ひょこっと顔を出したのは
ユタヒョンだった
丁度小腹がすいてたところだ
僕は急いで1階へとおりていった













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。