賢二郎とは毎日電話をしている
明後日が卒業式で前日から宮城に行くことになった
翌日、最後の授業を終えた
家を出る時間になりお母さんと一緒に家を出た
新幹線で宮城へ行き、待ち合わせのお店へと向かった
18時頃に着き、白布の名前を言うと席に通された
そこには賢二郎と賢二郎のお母さんがいた
これから私は賢二郎と一緒に生活する
それも含め話をするのと、親同士でも話したいこともあったらしく今回会うことになった
なんか変な感じ…
私も賢二郎も先のことまで考えてる
だから大事な事だし、これからは自分たちでしなければいけないことも多い
お母さん達も話が合ったのか凄く仲良くなっていた
そこにも私は安心した
駅に向かう途中私は賢二郎と歩いた
その日、私とお母さんは烏野の最寄り駅で降り、
近くのホテルに泊まった
久しぶりの学校に早く目が覚めた
最後の制服に袖を通した
いつもより早いけど学校へと向かった
カバンを置くと教室を出た
向かった先は体育館
思い出の詰まった場所
校舎のいろいろな場所を歩いた
教室に戻ると半分以上の生徒が来ていた
そして 卒業式は始まった
宮城に来てからたくさんの出会いがあった
バレー部に入ってなかったら賢二郎にも出会えてない
宮城に来てよかった
卒業式が終わりみんなと写真を撮った
バレー部の後輩たちとも勿論撮った
全部大切な宝物
そして学校を出ようとしたら大好きな人を見つけ
走って大好きな賢二郎の腕の中に飛び込んだ
手を繋いで私たちは歩き出した
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。