第33話

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2026/07/05 09:00 更新
カリナ
カリナ
今日もユツキは世界中飛び回ってるのか…
今日は4月11日で私の誕生日であり、京セラドームでの公演でもある。立ちたかった京セラドームに立つことができて本当に嬉しいけど、やっぱり好きな人に誕生日に直接会いたい気持ちが大きい。
公演開始前、楽屋でメイクを済ませてえり達と話している時会いたいと思っている本人から電話がきた。
カリナ
カリナ
ヨボセヨ!
あなたの下の名前
あ、ジミンオンニ、今大丈夫?
カリナ
カリナ
うん!
カリナ
カリナ
まだ公演開始まで時間あるから!
あなたの下の名前
あ、チンチャ?
あなたの下の名前
良かった…
あなたの下の名前
本当は今日の公演に行きたかったんだけど、スケジュールの都合で行けなくてごめんね
あなたの下の名前
他の公演も行けたらって思ったけど私にもワールドツアーがあるから残りの公演も行けそうにないんだ
あなたの下の名前
本当にごめんね…
そうなるとはもう分かっていたこと、だけど本人に言われ現実だと思わされると辛い。ユツキは私達aespaと比べたら比べ物にならないくらいスケジュールがハード。最初の公演にだけでも来てくれただけで本当に奇跡みたいなもの。
カリナ
カリナ
ううん、あなたの下の名前が謝ることないよ
カリナ
カリナ
最初の公演に来てくれただけで嬉しいから
あなたの下の名前
あなたの下の名前
ごめん、私がもっとスケジュールを調整出来たらいいのに…
あなたの下の名前
オンニに寂しい思いさせなくて済むのに…
カリナ
カリナ
あなたの下の名前は悪くないから!
カリナ
カリナ
もう謝らないで
カリナ
カリナ
もうスタンバイしなきゃだからいくね
あなたの下の名前
うん、公演頑張って…
電話を切ってからあなたの下の名前に対して声を荒げてしまったことを後悔している。あなたの下の名前は悪くない、自分でも分かってるけど…
ジゼル
ジゼル
ジミナ、声荒げてたけど大丈夫?
ウィンター
ウィンター
あなたの下の名前と何かあった?
カリナ
カリナ
ううん、何も公演頑張ってだって
ニンニン
ニンニン
せっかくの誕生日なのに辛そうな顔だよ
ジゼル
ジゼル
スピーカーにしてなかったけどあなたの下の名前との話聞こえてたけど
ジゼル
ジゼル
誕生日祝ってもらえなかったでしょ
カリナ
カリナ
仕方ないよ、あなたの下の名前は毎日忙しいんだから
カリナ
カリナ
切り替えよう、公演始まるから
私はその時知らなかった、このあとどうなるかを…

あなたの下の名前said
あなた
怒らせちゃったかな…
ジミンオンニとの電話で私はこれまで思っていたことを全部ジミンオンニに謝った。オンニと付き合って1年以上経ったと言うのに私のスケジュールのせいで一緒に出かけれていないのは事実。
あなた
このあとジミンオンニに会えるかな…
私はジミンオンニ達に内緒で京セラドームの1番奥の席にいる。ステージからは絶対にバレない場所。マネージャーさんに頼んで、aespaのマネージャーさんにも頼んで、今ここにいる。本来今日はスケジュールが入りそうだったが今日の日のために全部スケジュールを詰め込み終わらせていた。今体は睡眠を休みを求めているけどそれどころではなかった。

公演が終わり、私はみんながいるであろう楽屋へ向かった。
マネージャー
どうぞ、みんな中にいます
あなた
お疲れ様
ウィンター
ウィンター
え、あなたの下の名前…?
ウィンター
ウィンター
来れないってジミンオンニから聞いてたのに
ニンニン
ニンニン
スケジュールがあるって言ってたのに…
ジゼル
ジゼル
来てるなんて、見つからなかった…
あなた
今日の公演楽しかったよ
あなた
ユニットのステージも凄かった
本当の目的として会いに来た本人を横目に見ると目をこれでもかと見開き、信じられないと言った表情で私を見ていた。
カリナ
カリナ
なんで…
あなた
今日、会いたかったから絶対に
あなた
オンニの誕生日だし付き合って1年以上経つのに何も出来なかったから
あなた
これプレゼント
ジミンオンニに綺麗に包装されたプレゼントを手渡す。
あなた
今日この日のために私、スケジュール詰め込んで空けたの
カリナ
カリナ
てことは、昨日の夜まで仕事してたの?
あなた
ㅎㅎ
あなた
仕方ないよ、アイドルってそう言う職業だから
マネージャー
あなたの下の名前、そろそろ
あなた
うん…
カリナ
カリナ
これからスケジュール…?
あなた
うん…ㅎ
あなた
とにかくオンニの顔見れて良かったよ
あなた
これからもワールドツアー続くでしょ?
あなた
体調に気をつけて無理せずに頑張ってね
カリナ
カリナ
それはあなたの下の名前もだよ…
あなた
え?
カリナ
カリナ
あなたの下の名前にはそれを言われたくない!
カリナ
カリナ
あなたの下の名前のほうが無理してて目の下にくまも酷いのに
カリナ
カリナ
私のことは気にしないで自分のことを気にしてよ!
あなた
あなた
ごめん、オンニにはお節介だったみたい…ㅎ
あなた
もうしないからㅎ
カリナ
カリナ
待って、そう言う意味じゃ…!
あなた
マネオンニ、行きましょう
何かを言いかけているジミンオンニを置いて私はマネオンニと楽屋を出て行った。

あなた
私には恋愛なんて向いてないんでしょうね
マネージャー
そんなことないよ
あなた
私がこんなにスケジュールを詰め込みすぎるだから距離ができる
あなた
それが結果ですよ
マネオンニはなにもいいかえせなかった。
静かな移動車内、そんな中私のスマホに一本の電話が…
あなた
ヨボセヨ?
.
あ、あなたの下の名前忙しいのに悪いな
あなた
ううん、今日はオフだから
あなた
それよりどうしたの、オッパ
オッパの除隊以降、以前のように仲を戻せたオッパからの電話だった。
.
前言ってた件のことだけど本当にいいのか?
あなた
もちろん、オッパの晴れ舞台なのに妹の私が出ないなんてそんなのダメだよ
あなた
それにオッパの奥さんも見てみなきゃだし
オッパの言っている件とは、オッパが今交際をしている方との結婚式で私がパフォーマンスをして欲しいと言う頼み。
あなた
大丈夫、結婚式の日はオフだから
あなた
前日もオフにしてもらってる
あなた
だからオッパは気にしないで
.
そうか…
.
あなたの下の名前何かあったらすぐ言えよ
あなた
ありがとう、オッパ

オッパと電話を終えて、スマホの画面を見つめる。するとジミンオンニから何件かカカオが来ていたけどなんで返せばいいか分からなかった…

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